東日本大震災

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心癒やす「お花畑」 プリザーブドフラワー初の個展 28日まで猪苗代

作品を通して人々に元気を届けたいと願う深谷さん

■深谷笑子さん(郡山女子大非常勤講師)
 猪苗代町金田の郡山女子大非常勤講師深谷笑子さん(65)は同町の月輪郵便局で、生花を特殊加工したプリザーブドフラワーの初めての個展を開いている。作品を通し、人々の心の復興を後押しする。
 深谷さんの自宅は東日本大震災の地震で全壊した。落ち込みがちな日々の中、平成23年6月ごろ、郡山市で開かれていたプリザーブドフラワーの展覧会を訪れた。会場に並んだ華やかな作品の数々に癒やされた。自ら作品づくりを始めようと同市の教室に通い、指導者の資格を得た。
 初の個展のテーマは「門出」。色鮮やかなバラやカーネーション、ダリアなどをキャンドルやレースなどと組み合わせた作品約30点を28日まで展示している。郵便局の一角に現れた小さなお花畑のような光景に、訪れた人々は穏やかな表情を見せていた。
 町内では東京電力福島第一原発事故の風評被害により観光客が落ち込んでいる。深谷さんは「花には人々を元気にする力がある。自分のように、少しでも前を向くきっかけになれば」と話している。

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