東日本大震災

2015年5月アーカイブ

【津波被災地 復興道路】全額国費と県負担混在 整備の進捗 差出る恐れ

 県が沿岸部の復興に重要な役割を果たすとして「津波被災地復興まちづくり支援道路」に指定した県道12路線のうち、8路線は平成28年度以降も全額国費で整備されることになった。残る4路線は県の負担が生じる可能性が大きい。復興庁が一部事業で地元負担を求める方...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

福島をつくる(44) 第4部 六次産業化 だてプロジェクト(伊達)

伊達市観光物産協会でガイドマップを準備する佐藤
<マップで情報発信>  伊達市の「だて6次化推進プロジェクト」は4月、六次産業化(六次化)商品として開発した「なんちゃってだて巻」の販売店を紹介する食べ歩きガイドマップを作製した。プロジェクトの事務局を務める市観光物産協会の提案がきっかけだった。「い...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

福島をつくる(43) 第4部 六次産業化 だてプロジェクト(伊達)

10種類のなんちゃってだて巻がお披露目された発表会=3月8日、伊達市保原町
<多彩な味を魅力に>  伊達市の「だて6次化推進プロジェクト」が市特産の「伊達鶏」を使って開発した「なんちゃってだて巻」は、平成26年8月以降、市内で開かれたさまざまなイベントで販売された。8月の「だてな復魂祭」で300食、10月の「ふれあいフェスタ...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

ファッション甲子園最終審査へ 今泉女子専門学校江島未紘さん(16)

最終審査会出場を喜ぶ(左から)今泉校長、デザイン画を手にする江島さん、佐竹さん、渡部教諭
 郡山市の今泉女子専門学校高等課程家政科2年の江島未紘(みひろ)さん(16)は「第15回全国高校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園2015)」の一次審査を通過し、8月に青森県で開かれる最終審査会に出場する。「フルーツ」をテーマにした明...[記事全文

地権者対応や搬入道路新設 環境相への大熊、双葉町長要望

 28日に大熊町の渡辺利綱町長、双葉町の伊沢史朗町長が行った望月義夫環境相への要望活動では、中間貯蔵施設の用地交渉に向けた地権者への対応のほか、本格輸送で使う搬入専用道路の新設などを求めた。  本格輸送では両町に搬入車両が集中し、車両渋滞や町民の一時...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

森林の空間線量減 セシウム自然減衰と同様

 県は28日、東京電力福島第一原発事故後から調査している県内の森林の空間放射線量を公表した。362の継続調査地点で比較すると、平成26年度の平均空間線量は毎時0.39マイクロシーベルトで、23年度の0.91マイクロシーベルトより57%減少した。放射性...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島をつくる(42) 第4部 六次産業化 だてプロジェクト(伊達)

プロジェクトが試作した「なんちゃってだて巻」
<消費者の反応探る>  伊達市内の農産物を使って六次産業化(六次化)商品の開発を目指す「だて六次化推進プロジェクト」は平成25年10月から活動を始めた。市内保原町で居酒屋を営む木幡睦人(39)らメンバーは商品開発に向け、素材や商品について検討を重ねた...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

【中間貯蔵パイロット輸送先行搬入】完了時期見通し立たず ルート調整難航 大熊、双葉町が緊急要望

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設のパイロット(試験)輸送で、双葉郡と田村市の9市町村を対象にした先行搬入は、完了時期の見通しが立たない状況になっている。輸送ルートの調整難航などが原因。施設建設に向けた地権者交渉も進んで...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

南相馬に医学留学 福島の姿伝えたい

南相馬市での研究に意気込むレポードさん(中央)と坪倉さん(左)、山本さん
米出身大学院生 クレア・レポードさん 22  南相馬市立総合病院にエジンバラ大(英スコットランド)の大学院生クレア・レポードさん(22)=米オレゴン州出身=が留学している。大学院では国際保健医療を学んでいる。今月11日から約3カ月間滞在し、東京電力福...[記事全文

福島をつくる(41) 第4部 六次産業化 だてプロジェクト(伊達)

なんちゃってだて巻を切り分ける木幡
<特産品使い新商品>  伊達市保原町の中心部に木幡睦人(39)が切り盛りする居酒屋「時幻」がある。「あれを1つ」。26日、常連客が、厨房(ちゅうぼう)に立つ木幡に注文した。  市特産の「伊達鶏」のもも肉を煮込み、厚焼き卵で包んだ「なんちゃってだて巻~...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

県産食材の料理で応援 大阪出身の山本薫さん いわき移住し開店

「重ね煮」の手法で煮込んだ料理を提供する山本さん
 県産品を使った家庭料理店「Mama bar Panda(ママバルパンダ)」が26日までに、いわき市平の復興飲食店街・夜明け市場内にオープンした。  店主の山本薫さん(47)=大阪府出身=が昨年3月、同市を訪れた際に、復興に向けて歩む市民を目にし、...[記事全文

福島をつくる(40) 第4部 六次産業化 いいたていちごランド(飯舘)

収穫したイチゴを出荷用の容器に詰める佐藤=20日、飯舘村
<洋菓子店巡り受注>  「飯舘でイチゴ栽培を再開しました。仕入れを検討してください」。飯舘村のイチゴ生産会社「いいたていちごランド」社長の佐藤博(63)は4月中旬、南相馬市にある洋菓子店事務所で店主に頭を下げた。4月から県内の洋菓子店を営業で回ってい...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

福島をつくる(39) 第4部 六次産業化 いいたていちごランド(飯舘)

「福恋いちご」の完成を喜ぶ佐藤夫妻=2月、飯舘村
<販路回復に手応え>  飯舘村二枚橋地区にあるイチゴ生産会社「いいたていちごランド」のビニールハウスでは昨年9月、東京電力福島第一原発事故前と変わらず、大粒のイチゴが実っていた。原発事故による休業を経て出荷を再開させた社長の佐藤博(63)はハウス内で...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

イワシ干物で復興を後押し いわき「さすいち直売店」 十数年ぶり復活

いわきの海をPRし、復興を後押ししようとイワシのみりん干し作りに取り組む小野社長
 いわき市の小名浜魚市場近くで魚介類の販売やレストランを営む「さすいち直売店」が小名浜港に水揚げされたイワシを使い、みりん干し作りを行った。十数年前に取り組んで以来で、浜風と太陽の光でうま味を凝縮する浜の伝統技法を生かした干物作りで港町復興を盛り上げ...[記事全文

福島をつくる(38) 第4部 六次産業化 いいたていちごランド(飯舘) 風評に負けず再開

再開後2年目の収穫に向けて余分な葉を摘む佐藤=20日、飯舘村
〈新商品開発に活路〉  東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村。田畑が広がる山あいの一角にイチゴ生産会社「いいたていちごランド」のビニールハウスがある。社長の佐藤博(63)は20日、営農を再開して2年目となる収穫作業に追われていた。  栽培...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

1次提訴は38世帯 浪江町津島の原発賠償原告団

 東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域の浪江町津島地区の住民が国や東電を相手取り、損害賠償や地区の原状回復などを求める集団訴訟の原告団結成総会が23日、二本松市の県男女共生センターで開かれた。原告団は現時点で203世帯(598人)で、7月末の地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

旅館復活笑顔の誓い 「地域に恩返しを」 従業員や資金確保乗り越え 常連客の声支えに

従業員と共に料理の準備をする徳永さん(右)
■いわき「なぎさ亭」おかみ 徳永真理子さん(65)  東日本大震災の津波被害を受けたいわき市四倉町の旅館なぎさ亭が再オープンした。一時は従業員を全員解雇し、商売を諦めたが、地域住民や常連客から再開を求める声が上がった。おかみの徳永真理子さん(65)ら...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

30年間の投稿一冊に 本紙「みんなのひろば」に掲載 「生きざま書き続けたい」

文集を手にするムラさん
 南相馬市鹿島区の森ムラさん(85)が30年にわたり執筆し、福島民報の「みんなのひろば」に掲載された投稿をまとめた文集「気がついたら86才」がまとまった。宇都宮市に住むめいの矢野澄子さん(67)が、ムラさんがとっておいた新聞記事を編集して約30部を作...[記事全文

【県内の仮設住宅(下)】不安解消へ対策急務 年数経て新たな課題 心身のケアや孤独死防止

北幹線第一仮設住宅で友人と語り合う鎌田さん(右)=福島市
 県内の仮設住宅で空き室が増え、入居者の孤立化などが懸念されている問題で、県や市町村、社会福祉協議会は避難者の心身のケアや孤独死を防ぐ対策など、入居年数の経過に伴い浮上する課題への対応を迫られている。予算面の限りもあり、住民の不安解消には至っていない...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

23日、初の実戦 ふたば未来学園高野球部 「夏1勝」へ試合感磨く

「夏一勝」に向け、練習に励む部員
 広野町に今春開校したふたば未来学園高硬式野球部は23日、いわき市のいわき海星高との練習試合で初陣に臨む。市内の福島高専グラウンドで午前10時半ごろから対戦する。今春の発足時、2人だった部員は17人に増えた。7月に開幕する全国高校野球福島大会にも出場...[記事全文

【県内の仮設住宅(上)】空き室3割超える 高齢者に孤立感 緊急時の対策求める

入居者が減った名簿を眺める東部公園仮設住宅自治会長の山本さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から5年目を迎えた県内の仮設住宅で、約5000戸が空き室となり、全戸数の3割を超えたことが県のまとめで分かった。入居者は、住民の減少と高齢化による自治機能の低下や生活を送る上での不安、孤立感を訴える。国や県は平...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

元双葉町長が国と東電提訴 1億4800万円賠償求め

 東京電力福島第一原発事故で被ばくし、平穏な生活が送れなくなったとして、井戸川克隆元双葉町長(69)は20日、国と東電に1億4800万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。  訴状では、国と東電は地震や津波の危険性を認識していながら対策を取ら...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

双葉で本格除染開始 環境省 特別地域全て着手

 東京電力福島第一原発事故で全域が避難区域になっている双葉町で20日、環境省による本格除染が始まった。東京電力福島第一原発事故から4年2カ月余りが過ぎ、除染特別地域となっている11市町村全てで本格除染が着手となった。  本格除染が始まったのは避難指示...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

輝く若手杜氏の技 本県新酒3年連続日本一

酒造業界を盛り上げたいと語る矢内さん
■県清酒アカデミーOB こだわり切磋琢磨  「日本一の酒どころ」の名を揺るぎないものにした。平成26酒造年度の全国新酒鑑評会で3年連続最多金賞受賞となった県内の蔵元は20日、喜びに沸いた。味にこだわり、先人の技をさらに高めようと励む若い杜氏(とうじ)...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

原発賠償 一律終了に反発 居住制限、解除準備区域の精神的賠償 個別事情考慮を

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カテゴリー:福島第一原発事故

第3部 課税(22) 就労不能も対象に 控除などで異なる負担

就労不能賠償の請求書類に目を落とす坂本さん
 就労不能に伴う損害賠償(就労不能賠償)は東京電力福島第一原発事故前の雇用主に代わり、第三者の東京電力が給与分を支払う仕組みだ。原発事故当時、避難区域に生活の拠点や勤務先があり、原発事故による避難で就労が困難になったため、減収・失業した住民が対象とな...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

県民健康調査 甲状腺がん確定 新たに4人 検討委、放射線の影響否定

 東京電力福島第一原発事故による影響を調べる子どもの甲状腺検査で、平成26年度から実施している二巡目の本格検査において、3月末までに甲状腺がんと確定した人は、今年2月の県「県民健康調査」検討委員会で示された1人(昨年12月末現在)から4人増えて5人と...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第3部 課税(21) 政府の対応 時遅く 納税後に軽減制度創設

浪江町の葬儀場を再開させるため改修工事に着手した朝田さん。課税対象の営業損害賠償などの納税を済ませた後に、国の税負担軽減措置が創設された
 東京電力福島第一原発事故で全町避難を強いられた浪江町の6号国道沿いに、冠婚葬祭業「如水」の結婚式場と葬儀場がある。  「結婚式の需要は皆無だが、『葬式は浪江でやりたい』という要望が寄せられている。葬儀場の再開は私の使命だ」  社長の朝田宗弘さん(7...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

第3部 課税(20) 将来設計不透明に 納税額に振り回され

避難先で亡くなった人の名を墓誌に彫る西内さん。工場の再稼働や設備投資は賠償額に左右される=4月、浪江町
 東日本大震災の津波で墓地が流された浪江町請戸地区に今春、共同墓地「町営大平山霊園」が完成した。400区画の大半が埋まり、同町加倉の西内石材にも墓石の新規建立の依頼が来た。  「仕事がある浪江に拠点を置くのが現実的な選択だと思う」。社長の西内久志さん...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

第3部 課税(19) 納税、賠償金頼み 埋まらぬ損害 悪循環

避難先のアパートで領収書を手に決算書の作成に追われる西内さん。賠償金をもらわないと納税できない苦境にある
 所得税や法人税などの申告・納付の延長措置が3月末で切れた。東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定された12市町村の個人・事業所に限り認められてきた。浪江町の西内石材社長、西内久志さん(50)は納税の意思はありながら期限に間に合わなかった。  西内...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

復興への思い描く 「ひまわり里親事業」漫画に 学石美術部が協力

復興コミックを手にする(左から)岡部さん、佐川さん、生方さん
 学法石川高美術部の生徒3人は、全国から寄せられたヒマワリの種を贈り、復興を願って県内各地で花を咲かせる「福島ひまわり里親プロジェクト」の活動の漫画を描いた。活動を展開するNPO法人チームふくしまが復興コミックとして出版した。3人は「意義がある活動を...[記事全文

ハマナスに願う再生 相農高生、避難住民ら植樹 津波で被災...小高・塚原の海岸

地域の再生への願いを込めてハマナスを植樹する相馬農高生
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の避難指示解除準備区域となっている南相馬市小高区塚原の海岸で15日、相馬農高生と避難先から集まった住民やボランティアが、同高生の育ててきたハマナスを植樹した。植樹した場所はかつて集落があった土地。参加者は、津波...[記事全文

「つもり」みんなで退治 絵本作家とキャラクター 楢葉のこども園(いわき)訪問

キャラクターのパピ(左)と一緒に楽しく体を動かす園児
 NHK「みんなのうた」で放送中の「つもりやもり」の絵本を制作した絵本作家・小林照弘さんとキャラクターのパピは14日、いわき市の楢葉町あおぞらこども園中央台仮設園舎を訪れ、絵本の読み聞かせや歌とダンスで子どもたちと交流した。  「つもりやもり」は「言...[記事全文

郷土愛育て観光復興 初のいわき学検定 地域学会10月実施

里見さんを振り返りながら検定実施に向けて準備する吉田さん
 いわき市の文学や歴史、自然などを研究し、後世に伝える活動を続けている、いわき地域学会(吉田隆治代表幹事)は10月、初の「いわき学検定」を行う。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から4年余。地域の魅力を見詰め直し、市民の郷土愛を育むとともに、いわ...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

「被害発生の間は継続」 営業賠償で広瀬東電社長

 東京電力の広瀬直己社長は、東京電力福島第一原発事故に伴う営業損害賠償について、各事業者の事情を踏まえ、被害が発生している間は賠償を続ける考えを強調した。13日に東電で行われた県原子力損害対策協議会(会長・内堀雅雄知事)の要求に答えた。  東電など...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染現場に女性の視点 FKYなでしこ 55人活躍

除染現場で働いている小松さん(右端)とFKYなでしこのメンバー
 環境省による直轄除染が行われている川俣町山木屋地区で、55人の女性除染作業員が活躍している。「福島」と「川俣」、「山木屋地区」のローマ字表記の頭文字をとって「FKYなでしこ」と呼ばれている。 ■川俣の山木屋 月1回労務管理で会合  山木屋地区は東京...[記事全文

ドキュメント(2015年4月11日〜5月10日)

■4月13日  ・東京電力は福島第一原発1号機原子炉格納容器内で実施したロボットによる調査結果を公表した。放射線量は最大で毎時9・7シーベルトを観測。人が全身に1時間浴びれば死亡する極めて高い数値で、廃炉作業を進める難しさが浮き彫りとなった。 ■15...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

識者の目 「中間貯蔵施設の整備」

■線量管理の徹底を 中間貯蔵施設環境安全委員会委員長 河津賢澄氏に聞く  中間貯蔵施設への試験輸送が始まり、13日で2カ月となる。県や大熊、双葉両町の住民、学識経験者らで構成する中間貯蔵施設環境安全委員会の河津賢澄委員長に、これまでに見えてきた輸...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

記者が歩く福島の今 先進的授業 生き生き学ぶ ふたば未来学園高 開校

和田教頭から「ミウラ折り」を教わる生徒
 県立中高一貫校「ふたば未来学園高」が広野町に開校して一カ月が過ぎた。生き生きと学ぶ生徒の姿は、復興に向かう双葉郡の象徴的な存在だ。「この学校が一刻も早く、地域に溶け込んでほしい」と丹野純一校長(48)は願う。  同校は、生徒が課題と向き合い解決法を...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

【震災から4年2カ月】「中間貯蔵施設の整備」周辺の線量は?建設工程は?地権者の相談15件 環境省、4市で無料対応

 中間貯蔵施設建設予定地の地権者らの不安解消を目指す環境省の「生活再建・用地補償相談室」には、業務を開始した4月13日から同月末までに15件の問い合わせが寄せられた。  「施設が完成し、除染廃棄物が運ばれた際に周辺の放射線量は高くなるのか」「施設の建...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

【震災から4年2カ月】「中間貯蔵施設の整備」用地交渉依然進まず

 東京電力福島第一原発事故で発生した除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の整備をめぐり、環境省と地権者の用地交渉は依然、停滞している。登記簿上の地権者約2400人のうち半数に当たる約1200人と連絡が取れていない。残る約1200人のうち売買契約に至ったの...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

飼料用米 福島県目標2万5700トン JAグループが27年産で初の設定

 JAグループは平成27年産飼料用米に初めて生産目標値を設け、本県は前年実績値4500トンの5倍超となる2万5700トンに設定された。全国農業協同組合連合会(JA全農)が中心となり、飼料用米を増産し、生産者の所得を確保する施策だが、主食用米から飼料用...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

エンターテインメントで輝け古里 多くの人を笑顔に 復興支援自らの手で

イベントで歌う清野智之さん=3月29日、福島市
■音楽イベント開催 清野智之さん(福島市)  東京電力福島第一原発事故で被災した本県で、地元出身者らによる音楽などのエンターテインメントを通じて地域を元気にするイベントが始まった。主催する清野智之さん(34)=福島市=は「福島の人が輝ける場をつくり...[記事全文

古里の未来ドレスに表現 南三陸鉄道でファッションショー岩手

南三陸鉄道でのファッションショーに参加した駒林さん(中央左)
■明日を夢見る絵画コンクール  駒林 咲季さん(楢葉中)最優秀賞  長谷川 彩さん(楢葉南北小)優秀賞  「明日を夢見るドレス絵画コンクール」の最優秀作品によるファッションショーが、岩手県宮古市の南三陸鉄道で催された。  コンクールは実行委員会が主催...[記事全文

県外の若者 医療支える

南相馬市立総合病院で研修に励む山本さん
 県外からの若い力が、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した本県の医療を支えようとしている。滋賀県出身の山本佳奈さん(26)=滋賀医大医学部卒=は南相馬市立総合病院で初の女性研修医として4月から勤務し、医師の一歩を踏み出した。宮城県南三陸町...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

ヒマワリの絆今年も 福島・沖縄プロジェクト 大熊などに種贈る

ヒマワリの種の贈呈式に臨む(左から)鈴木、新崎、真栄城、当間、石田、岡部、深谷、芳賀の各氏=会津若松市の大熊町役場会津若松出張所
 ヒマワリの栽培などを通じて本県との交流や復興推進に取り組む沖縄県の団体「福島・沖縄絆プロジェクト」は7日、大熊町などにヒマワリの種約3キロを贈った。同プロジェクトの鈴木伸章副理事長(68)=いわき市出身・沖縄県浦添市在住=らが会津若松市の大熊町役場...[記事全文

【原発事故の自治体賠償】東電支払いまだ1割 税減収分 算定基準固まらず

 東京電力福島第一原発事故に伴う自治体への賠償で、今年1月末までに県内56市町村が計539億6000万円を請求したのに対し、東電が支払ったのは1割の59億2000万円にとどまる。県がまとめた。請求額の多くを占める税の減収分をめぐっては迅速に処理するた...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

猪苗代で決意の船出 自然、人情・・・「心の古里」 観光復興に尽くす

猪苗代の魅力発信を目指して汗を流す岡本さん(左)
 半世紀にわたり猪苗代湖と桧原湖で遊覧船を運航する磐梯観光船(本社・猪苗代町)に今春、初めて県外出身者が入社した。千葉県松戸市出身の岡本翔(かける)さん(18)は、中学時代に訪れた猪苗代湖や磐梯山の美しさに魅せられ、高校卒業後、同社の門をたたいた。憧...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

県内の子ども人口の推移、震災前の水準定着

 県は5日の「こどもの日」に合わせ、県内の4月1日現在の子ども(14歳以下)の数を発表した。人数は23万9128人で、前年同期より4575人減少したが、前年同期比の減少率は1・9%で、比較可能な過去8年間で最少だった。ゼロ歳児は1万4184人で微減に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山の陶芸に新風 避難乗り越え再起 商都の活気華やかに表現

新たな陶芸品の成形作業に励む志賀さん
 新天地に新しい陶芸文化を-。浪江町の大堀相馬焼「岳堂窯」の窯元だった志賀喜宏さん(54)は、東京電力福島第一原発事故に伴い避難している郡山市に新しい窯を構え、オリジナル陶器「あさか野焼」の制作を始めた。市内の土を使い、商都・郡山の活気をイメージした...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

小高の夜 治安守る 南相馬署 小高駐在所 当直勤務が再開 2人態勢でパトロール

駐在所を拠点に夜間の小高区を守る復興支援係の署員
 東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域となっている南相馬市小高区の南相馬署小高駐在所で今春、夜間の当直勤務が再開し、署員が寝ずの番で地域の安全・安心の確保に当たっている。  小高駐在所は警戒区域が再編された平成24年以降、午前8時半から午後5時15...[記事全文

オリビア・ニュートン・ジョンさん 福島で公演 復興祈り歌姫熱唱 「これからも応援」

美しい歌声で福島のファンを魅了したオリビアさん
 世界の歌姫オリビア・ニュートン・ジョンさんのジャパンツアー福島公演は2日、福島市の県文化センターで催された。オリビアさんは東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの本県復興への祈りを込めて歌を披露し、詰め掛けた約1700人のファンを魅了した。 ...[記事全文

古里の宝 全国へ

郡山市熱海町のナシ畑と磐梯熱海温泉の足湯
 ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)を機に、地域の魅力を再発見し全国に発信する取り組みが県内で始まる。郡山市の磐梯熱海温泉観光協会などは、特産のナシと「楽都・郡山」の音楽を組み合わせた「おもてなし温楽彩(おんがくさい)」を9月に初めて開く...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

食材購入「県産最多」78% 安全性への不安和らぐ 県民意識調査

 東京電力福島第一原発事故の風評をめぐり、県消費者団体連絡協議会が実施した平成26年度の県民意識調査で、他地域産より県産食材を最も多く購入している人は78・1%と7割を超した。同じ調査をした昨年度より約10ポイント上昇し、安全性に対する消費者の不安が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島の舞台集団 ロメオパラディッソ 小学生を音楽で笑顔に 三河台小でミニ公演 歌やダンス披露

出演者と吹奏楽部が一体となったステージ
 福島市を拠点に活動している舞台集団「ロメオパラディッソ」は4月29日、市内の三河台小でミニ公演を行い、子どもたちと歌やダンスを楽しんだ。  同団体は東京電力福島第一原発事故後、音楽劇を通じて福島から元気を発信し、復興を後押ししようと平成25年に結...[記事全文

災害公営住宅、2割が辞退 県、要望把握できず

 東京電力福島第一原発事故による長期避難者向けの災害公営住宅をめぐり、抽選で入居が決定した後に辞退する事例が相次いでいる。県はこれまで752戸分の入居者を募集したが、今年3月上旬までに約2割に当たる150戸の当選者が入居を取り消した。再募集したが、3...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ダリア園歩いて魅せる 塙町全面改装へ着工 8月にも再オープン

ダリア園の完成予想図
 ダリアの名所で知られる塙町の「湯遊ランドはなわのダリア園」が全面的に改装され、8月にも再オープンする。30日から整備が始まった。「歩いて楽しむ」をテーマに花々がより美しく映えるように園内の施設や配置を凝らす。今年は町制施行60周年の節目に当たり、町...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

卓球ホープスナショナル選出 全国24選手中5位 「日本一目指す」

「技術を磨き、日本一を目指す」と意気込む原田君
■大熊から喜多方に避難 原田春輝君(大野小6年)  東京電力福島第一原発事故により大熊町から喜多方市に避難している原田春輝君(大野小6年)は、全国トップレベルの小学生が集う日本卓球協会の男子ホープスナショナルチーム選手に選ばれた。原田君は「ライバルと...[記事全文

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