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ファッション甲子園最終審査へ 今泉女子専門学校江島未紘さん(16)

最終審査会出場を喜ぶ(左から)今泉校長、デザイン画を手にする江島さん、佐竹さん、渡部教諭

 郡山市の今泉女子専門学校高等課程家政科2年の江島未紘(みひろ)さん(16)は「第15回全国高校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園2015)」の一次審査を通過し、8月に青森県で開かれる最終審査会に出場する。「フルーツ」をテーマにした明るく独創的なデザイン画を出展。本県特産の果物を全国にアピールしたい、との思いを込めた。
 ファッション甲子園は全国の高校生を対象にしたコンテスト。今年は3283点の応募があり、35点が一次審査を通過した。本県からは江島さんが唯一。同校生徒の最終審査会出場は平成19年以来2度目となった。
 デザイン画を基に実際に作品を制作し、8月23日に開かれる最終審査会でパフォーマンスも含めたファッションショー形式で発表する。
 江島さんは果物が大好きで、「食」とは違った形で果物のおいしさや心弾む楽しい雰囲気を表現したいと、デザインのテーマにした。果物の葉をイメージし、緑を基調にしたパンツスタイルで、スイカの帽子をはじめ、リンゴやモモ、イチゴ、ブドウなどがちりばめられている。
 本県産果物は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による風評被害の影響を受けるが、全国にその魅力を広くアピールしたいと考えた。江島さんは「全国の舞台で一番輝けるよう、楽しい雰囲気が伝わる作品を仕上げたい」と意気込む。制作を一緒に行うクラスメートでチームを組む佐竹由貴さん(17)は「果物はできるだけ、本物のように丁寧に作りたい」と張り切る。
 担任の渡部セツ子教諭は「日々のデザインの学習の成果で、パフォーマンスなどにクラス一丸でアイデアを出し合っていきたい」と話す。今泉玲子校長は「後輩の良い目標になる。自信と情熱を持って最終審査会に臨んでほしい」と激励している。

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