東日本大震災

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校庭を再び芝生に 原発事故で除去 児童ら苗植え付け

芝の植え付け作業に励む参加者

■桑折の伊達崎小

 桑折町の伊達崎小で27日、校庭を芝生化する伊達崎グリーンプロジェクトが繰り広げられた。
 平成22年6月、県のうつくしまグリーンプロジェクト事業を活用して校庭に芝生を整備した。しかし、翌年の東京電力福島第一原発事故に伴い、校庭の放射線量が上昇。刈り取りや洗浄などの対策を施したが効果がなく、芝を剥がした。
 地域住民や保護者から再び芝生を整備してほしいとの声を受けて今年1月、伊達崎グリーンプロジェクト事務局が活動を始めた。苗は日本サッカー協会が提供した。
 植え付け作業には児童と保護者、地域住民、教職員ら約350人が参加した。開会セレモニーで、高橋宣博町長が放射線対策の経緯を説明し、「皆さんの力で芝生化したい」と呼び掛けた。この後、一列に並んで校庭約50アールに苗を植えた。雨が降るあいにくの空模様の中、青々とした校庭の再現を目指して作業に励んでいた。
 今後、芝生に水や肥料を与え、8月末ごろから校庭が使用できるという。秋には冬用の芝も植える。
 県が事業に協力しており、28日は大玉村の大山小で実施する。

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