東日本大震災

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町内でメガソーラー起工式 12月中旬にも完成 大熊に復興の光

無事完成を祈りくわ入れする渡辺町長(右)と東社長

 大熊町の復興拠点・大川原地区に建設される大規模太陽光発電所「大熊町ふるさと再興メガソーラー発電所」の起工式は21日、町内の現地で行われた。町の農地を提供し、売電益の一部を町内に整備予定の植物工場運営に活用する。12月中旬に完成予定。関係者は復興への道を照らす光となる施設の無事完成を祈った。

 発電所は2・3ヘクタールの農地に太陽光パネル約7700枚を並べる。事業主体は福島発電(福島市)で、最大出力は約2メガワット。年間発電量は約220万キロワット時を見込んでいる。発電事業期間は20年間で、東北電力に全量売電する。事業終了後は農地に戻し有効活用する。
 式には約40人が出席した。神事で東之弘福島発電社長と渡辺利綱町長がくわ入れした。渡辺町長は「東日本大震災後、町が関わる初めての事業。古里を取り戻す歩みが着実に進んでいることを示し、うれしい。農地の荒廃を防ぎ、環境を保全する役割もある。将来、帰還がかなった際には子どもたちがエネルギーの大切さを学ぶ場になると期待できる」と話した。

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