東日本大震災

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鈴鹿に挑む加納典明監督チーム 「浜街道・桜プロジェクト」と連携 園児の夢乗せ「八耐」疾走

桜プロジェクトのステッカーが貼られた昨年のバイクと西本理事長

■広野幼稚園、いわき・大倉保育園 車体に桜デザイン

 古里復興を願う子どもの夢を乗せたバイクが聖地・鈴鹿サーキットを疾走する-。23~26日に開かれている国内最大級のバイクレース・鈴鹿八時間耐久ロードレースに、広野町のNPO法人ハッピーロードネットの「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」に賛同する「TEAM TENMEI 桜プロジェクト」が出場している。写真家の加納典明さん(73)が監督を務め、バイクの車体に広野町やいわき市の幼稚園児、保育園児が描いた桜の花をデザインしている。

 「桜プロジェクト」は、震災と原発事故から20年後、30年後に、復興を果たした古里を満開の桜並木で彩りたい-との願いから、浜通りの6号国道沿いなどに桜を植樹する活動を繰り広げている。
 昨年春、広野町を訪れた加納さんが同NPOの西本由美子理事長と出会い意気投合、昨年のレースは「桜プロジェクト」のステッカーを車体に貼って出場し、完走した。今年4月、加納さんが広野町を再び訪れた際、今年のレースは子どもたちが描いた桜の絵を車体にデザインして走ることを提案した。広野町の広野幼稚園や、いわき市錦町の大倉保育園の園児約100人が桜の花を描いた。
 加納さんは「桜プロジェクトは夢のある取り組み。被災地の応援団の1人として、少しでも子どもたちの夢の実現に貢献したい」と話し、西本理事長は「浜通りの子どもの思いを、全国から集まるバイクファンに伝える絶好の機会になる」と期待している。

自分たちが描いた桜の絵を手にする大倉保育園児ら

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