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9月中にも設置 放医研浜通り拠点施設 いわき市内郷支所内へ 市長ら発表

米倉理事長(右)と握手を交わす清水市長

 いわき市と放射線医学総合研究所(放医研)は19日、放医研の浜通り活動拠点施設を9月中にも、いわき市内郷支所内に設置すると正式に発表した。放医研が本県に出先機関を置くのは初めて。市と放医研は放射線対策に関する取り組みで連携協力する。放医研と市町村が連携協力するのは全国初。
 浜通り活動拠点施設の名称は「放医研福島復興支援本部いわき出張所」。浜通り地方での調査研究業務の推進や効率化、県民への情報発信態勢の強化などが狙い。調査研究に関する資機材の一時保管場としても活用される。
 市は、いわき出張所となる市内郷支所の2階を放医研に無償で貸与する。当面は放医研の職員が同市に出張して勤務する。
 放医研と市の連携協力で、放医研は市主催のセミナーや講演会に研究者らを講師として派遣するなど放医研が持つ研究成果を発信する。市が行っている内部被ばく検査、農産物や水産物の放射性物質検査、空間線量モニタリングなどの結果を評価し、これまでの研究成果と比較するなどして市に科学的に助言する。
 清水敏男市長と放医研の米倉義晴理事長が19日、千葉市の放医研で記者会見した。清水市長は「放医研が培ってきた成果を市民に周知することで安全、安心につながる」と期待した。米倉理事長は「活動の効率化につながるとともに住民の要望など情報を収集する拠点となる」と述べた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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