東日本大震災

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風化防止 人形に願う 原町・牛越仮設住民が手作り

思い思いの作品を手作りする被災者ら

 震災から5年の節目に、被災地への関心を再び呼び起こそうと企画されている展示会に向け28日、南相馬市原町区の牛越仮設住宅の集会所で、被災者が色とりどりの布を使って人形を手作りした。
 人形作りは震災後、アートやものづくりを通した支援を続けている団体「アーツ・フォー・ホープ」(東京都)が「ハッピードールプロジェクト」として各地で催している。出来上がった作品は、これまでは作者が持ち帰ったが、今回からは来年の1月以降、被災3県や東京で開く展示会用に約1000点を一時提供してもらう。
 牛越仮設の第二集会所には住民7人が訪れ、高橋雅子代表ら5人の団体スタッフのアドバイスを受けながら世界に一つだけの人形を作った。
 お手本はなく、人形は華やかなドレス姿だったり、羽根飾りを付けたりとどれも個性的。小高区から避難している門馬宣(のぶ)さん(79)は、人形に付けたチャーミングなイヤリングを褒められ「難しいけれど作って形になるのが楽しい」と話した。

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