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山木屋の安全守る 準備宿泊に合わせ駐在所開所式

復興を治安面から支えると誓う三浦巡査部長

 東京電力福島第一原発事故で避難区域となった川俣町山木屋地区の復興を治安面から支える-。福島署川俣分庁舎の三浦誠寿(せいじゅ)巡査部長(57)は、31日から再開する山木屋駐在所に勤務する。28日には駐在所前で開所式が行われ、決意を表明した。
 三浦巡査部長は原発事故後の平成23年5月、駐在所員として川俣分庁舎に着任した。しかし、避難区域に設定されていたため、駐在所に勤めたことはない。町内にある仮設住宅を巡り高齢者の安否を確認しながら、山木屋地区に通ってパトロールを続けてきた。
 山木屋地区の雄大な自然を見るたび、地域に愛着を持つようになった。「いつか本来の駐在所の機能を復活させ、生活しながら仕事をしたい」と願っていた。
 駐在所の再開は山木屋地区の避難指示解除に向けた準備宿泊が31日から3カ月間にわたり実施されるのに合わせて決まった。居住部分は長期避難によって傷んでいるため、三浦巡査部長は日中のみ詰める。県警本部や県外から派遣された警察官が夜間の警戒に当たる。
 準備宿泊には27日現在、55人が申し込んでおり、高齢者が多いと予想される。三浦巡査部長は「お年寄りが孤立化しないよう、きめ細かく巡回したい」と気を引き締めている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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