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震災後初、県外から合宿 スカイパレスときわ

クロスカントリーコースを走り込む佐藤選手(左)ら

 田村市常葉振興公社が運営する宿泊施設「スカイパレスときわ」は26日から28日まで、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後初めてとなる県外からの団体合宿を受け入れた。風評が根強い中、関係者は全国からの合宿誘致推進に向けた第一歩として期待している。

 合宿したのは茨城県ひたちなか市に本拠地がある女子バレーボール・Vプレミアリーグ所属の「日立リヴァーレ」。日本代表として活躍した主将の佐藤あり紗選手(26)や栗原恵選手(31)らが在籍する。
 10月17日開幕のリーグ戦を乗り切る体力づくりのため、標高810メートルの高地にクロスカントリーコースがある同施設を選んだ。ひたちなか市から車で約2時間半と比較的近いのも決め手になった。
 選手は田村市総合体育館での練習の他、スカイパレスときわと体育館周辺のクロスカントリーコースで連日、走り込みをした。佐藤選手は「過酷なコースだったが、試合のつらい場面での力になると思う。合宿に最適な環境なので多くの人に利用してほしい」とほほ笑んだ。吉田吉徳施設長は「今回が再び全国から合宿に訪れるきっかけになってほしい」と期待を寄せた。
 同公社は全国有数の合宿地にすべく、平成22年、スカイパレスときわ近くに殿上山クロスカントリーコースを整備した。初年度は県外の高校、大学合わせて4校、県内の高校3校の延べ450人ほどが訪れた。震災と原発事故で23年度は全ての予約がキャンセルになった。25年6月にコースの大規模な除染が完了し、受け入れを再開。これまで県内の中学校、高校、大学の合宿を受け入れている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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