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復興のシンボル 高野稲荷神社の鳥居再建 相馬の災害公営住宅敷地内

神社の再建に尽力した立谷委員長(左から3人目)ら

 相馬市原釜の津波被災地近くの災害公営住宅敷地内に高野稲荷神社(上人壇稲荷)の鳥居が再建された。東日本大震災前は一部の住民にしか知られていない神社だったが、住宅造成が進むにつれ、「復興のシンボルに」と市民が善意を寄せ合った。
 住宅整備で地権者との用地交渉などに協力した津波被災者らでつくる「東部再起の会」を中心に、高野稲荷神社復興委員会を発足させ準備してきた。かつて神社があった小高い場所に石造りの鳥居や寄付者の名前を刻んだ石柱を設置した。今後、社を設け完成する。敷地には常明院上人の墓を移設した。
 神社では昭和40年ごろまで例大祭が行われ、住民がにぎやかに踊りなどを楽しんでいた。復興委員長の立谷幸雄さん(78)は「皆さんの協力で立派な稲荷ができて感激。今後は秋に祭りを開きたい」と喜んでいる。東部再起の会長の安達利郎さん(64)は「稲荷と墓を震災同様、後世に伝えていきたい」と話している。
 10月18日午前10時から落成式を行う。今後、周辺に桜を植栽し、ベンチを設けるなど住民の憩いの場として活用する。

カテゴリー:福島第一原発事故

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