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合唱曲「福島のこえ」完成 県民の思い紡ぐ

県民の言葉を紡いだ「福島のこえ」を披露する出演者

 県立美術館の「福島のこえ」公開制作・発表会は21日、福島市の県文化センターで開かれ、東日本大震災から5年を前にした今の県民の思いを表す合唱曲が完成し、披露された。
 発表会には、趣旨に賛同した県民と福島東稜高合唱部、川俣高合唱部、保原高合唱部、福大付属小合唱部の児童、生徒合わせて約60人が参加した。作詞を担当した演出家タグチヒトシさん、作曲家・サウンドデザイナー畑中正人さん、声楽家・合唱指揮者の佐藤一成さんが、県民の言葉から生まれた「福島のこえ」の制作経過などを語り合った。
 引き続き、公開リハーサルが行われ、佐藤さんが合唱を指導した。参加者が歌いながら編集を加え、曲を作り上げた。最後に成果を披露した。
 歌詞の中には「ドンドン」「ガタゴトザー」など擬音語を使い、震災の様子を表現。「ずっとみつめている いまを」「いつかの ことばを どこかに だれかに」と、タグチさんが県民らの言葉を基に紡いだフレーズも並ぶ。
 タグチさんは「福島から始まった声を東京に持っていきたい」と今後の展開に意欲を見せていた。
 後日、完成までの経過と公開制作・発表会の模様を収めたドキュメント映像を、インターネットのユーチューブで公開する。
 県立美術館、同美術館協力会の主催、全国美術館会議、県合唱連盟の後援。美術館の「福島からの発信 世界の名作版画展」関連事業。

■「福島のこえ」の歌詞
スーフー スーフー スーフー スーフー スーフー スーフー
アー ゴウゴロ アー ゴウゴロ ウー ゴウゴロ アー ゴウゴロ アー
ララララ シシシ ララララ シシシ ララララ シシシ ララララ シシシ
ユーラー ドンドンドンドン ガタゴトザー アー ハハハハ ズンズンズン
アー アー
そら きみ かぜ つち うみ ほし すな ゆき
ほら この ての そと みず みち ひと はな
そらと きみと かぜと つちと うみと ほしと すなと ゆきと
アー アー
ずっとみつめている いまを ずっとつなげている いまを
はるのひ なつのひ あきのひ ふゆのひ
どこかの だれかの いつかの ことばを どこかに だれかに いつか とおい あなたが きこえてる
こころの いばしょと ことばの おきばしょ
じぶんの なかには おさまり きれずに
アー アー アー アー
みぎをみあげて ひだりふりむき めをあけてここ
またひがのぼる うしろにはかげ
まえをみてとぶ まばたきはせず
アー アー
スーフー スーフー スー

カテゴリー:福島第一原発事故

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