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放射線対策体制強化へ 県環境創造センター 三春10月27日、南相馬は11月16日 各本館が開所

 東京電力福島第一原発事故に伴う放射線対策を担う県環境創造センターは、三春町施設の本館が10月27日、南相馬市施設の本館が11月16日にそれぞれ開所する。従来の原子力センター、環境センターを廃止し、人員や機材を集約。放射性物質の調査・分析、除染技術開発などの体制を強化する。

■人材、機材を集約
 24日に開かれた県議会企画環境委員会で県が明らかにした。環境創造センターの職員数は70人体制で、原子力、環境両センターを合わせた50人に、今春採用した研究職・技師ら20人が加わる。
 三春町施設は中通りと会津地方の環境放射線モニタリングや除染技術の開発を担い、南相馬市施設は浜通りなどのモニタリング、原発周辺の安全監視に当たる。
 三春の本館には国際原子力機関(IAEA)の職員1人が常駐し、南相馬の本館には日本原子力研究開発機構(JAEA)の職員20人程度が入る予定だ。平成28年度に開所する三春の研究棟にはJAEA、国立環境研究所の職員合わせて160人程度が配属される見通し。

■県、1日組織改編 原子力、環境センター廃止
 県は環境創造センター開所に合わせ、10月1日付で庁内組織を改編する。24日、発表した。三春町施設を環境創造センターの本所とし、南相馬市施設をセンター出張所の「環境放射線センター」とする。本所には研究部、調査・分析部、総務企画部を、環境放射線センターには分析・監視課、総務課を設ける。
 原子力センターと同センター福島支所(いずれも福島市)、環境センター(郡山市)は今月末で廃止となるが、福島支所は「環境創造センター福島支所」に改編する。環境創造センターの職員70人の配属先は三春に54人、南相馬に11人、福島に5人となる予定。

■環境創造センター所長に角山氏
 県は組織改編に伴う人事異動を発表した。環境創造センター所長には元会津大理事長・学長で県環境創造推進監の角山茂章氏(71)が就任する。
 副課長相当職以上の人事は次の通り。
【部次長相当職】▽環境創造センター副所長(生活環境部参事)佐藤弘美
【課長相当職】▽環境創造センター総務企画部長(環境創造センター整備推進室主幹)鈴木秀寿▽環境創造センター研究部長(原子力センター所長)古山友美▽環境創造センター調査・分析部長(環境センター所長)佐々木一男▽環境創造センター環境放射線センター所長(原子力センター主幹兼次長)熊坂雅彦
【副課長相当職】▽環境創造センター環境放射線センター次長兼分析・監視課長(原子力センター福島支所長)阿部幸雄▽環境創造センター福島支所長(環境センター次長)町田充弥

カテゴリー:福島第一原発事故

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