東日本大震災

2015年10月アーカイブ

双葉駅近くに休憩所 一時帰宅者の利便性向上へ 町が来秋設置

復興への取り組みを説明する伊沢町長
 東京電力福島第一原発事故に伴う全町避難が続いている双葉町は、一時帰宅した住民の利便性向上のため平成28年秋、帰還困難区域内のJR双葉駅に隣接したコミュニティーセンターに休憩所を設置する。14日、いわき市文化センターで開かれた町政懇談会で、伊沢史朗町...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発作業員の健康管理強化 東電 労災事故相次ぎ報告書

引地局長に報告書を手渡す河合バイスプレジデント(左)
 東京電力は、福島第一原発構内で働く作業員の健康管理のため、産業医科大の支援を受けながら必要な指導と助言に取り組む。14日、労働災害防止対策の取り組みとして福島労働局に報告した。  構内で働く作業員が十分な保健指導を受けていないことから実施する。8月...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡の指定廃棄物最終処分計画 申し入れに「早く回答」 丸川環境相が富岡、楢葉町長と会談

宮本町長(右)と会談する丸川環境相(左)
 東京電力福島第一原発事故で発生した指定廃棄物を富岡町の民間管理型処分場に埋め立てる環境省の最終処分計画をめぐり、丸川珠代環境相は14日、県と富岡、楢葉の両町からの申し入れに対し、「できる限り早く回答する」との意向を示した。  同日、宮本皓一富岡町長...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

準備宿泊へ住民懇談会 川内村「時期尚早」との声も

準備宿泊への理解を求める遠藤村長(中央)
 川内村で避難指示解除準備区域となっている同村下川内にある荻、貝ノ坂の両地区の住民懇談会は14日、村内の5社の杜サポートセンターで開かれた。避難指示解除に向けた準備宿泊を11月1日から実施する方針に対し、住民の多くが「時期尚早だ」などと不安の声を上げ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

糖尿病や認知症 地域一体で防げ 福島・蓬莱でモデル事業 NPOなど連携

地域一体となって健康づくりに取り組む福島市の蓬莱地区。参加者は認知症予防の取り組みを学んだ
 NPO法人「NPOほうらい」(小林義明理事長)は福島医大、県薬剤師会、コスモファーマと連携し、福島市の蓬莱地区で、地域一体の健康づくりを目指す。14日、福島市蓬莱学習センターで、住民の認知症予防活動を進める健康運動サポーター養成講座が開かれた。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

鮫川のエゴマ最盛期 前年倍以上の集荷見込み

収穫したエゴマを手に取る芳賀さん(右)と妻の玉子さん
 鮫川村特産のエゴマが収穫の最盛期を迎えている。東京電力福島第一原発事故の発生から5年ぶりにエゴマを栽培した同村渡瀬の農業芳賀元治さんは(71)は14日、約13アールの畑でエゴマを刈り取り、妻の玉子さん(70)が葉を棒でたたいて実をブルーシートの上に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興支援で初の本県開催 全国浄化槽技術研究集会 きょうまで郡山

式典であいさつする広瀬理事長
 第29回全国浄化槽技術研究集会は14、15の両日、郡山市のホテルハマツで開かれている。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の復興支援を兼ねて初めて本県で開催した。  研究者や行政担当者ら延べ約1300人が参加している。日本環境整備教育センター...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災家屋解体始まる 川俣・山木屋650棟申請

川俣町山木屋地区で始まった家屋の解体作業
 環境省は14日、東京電力福島第一原発事故に伴う長期避難で半壊以上と判定された川俣町山木屋地区にある家屋の解体を開始した。  同省は長期避難で建物が傷んだり、豪雪災害で破損したりして市町村から半壊以上と認定された避難区域の民家や納屋などを無償で取り壊...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災と原発事故の教訓とは- 福島で福祉施設士会東北大会

津波被災の経験を語る大井さん
 日本福祉施設士会東北ブロックセミナー福島大会は14日、福島市のザ・セレクトン福島で開幕した。15日まで「東日本大震災からの復興と教訓~原発事故による社会福祉施設の現状と課題~」をテーマに研修している。  関係者約70人が出席した。開催県を代表し県福...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第5部 財物(31) 勧奨地点に「空手形」 資産評価求めADR

のどかな風景が広がる南相馬市原町区馬場地区
 南相馬市原町区馬場地区は阿武隈山系の麓に広がる。東京電力福島第一原発事故直後は局地的に放射線量の高い場所が点在した。避難区域が設けられた同市小高区のように全域に避難指示が出ることはなかったが、地区内327世帯のうち39世帯が特定避難勧奨地点に指定さ...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

本県情報世界に発信 県と伊・ミラノ大 論文やSNS活用 風評払拭へ協力

懇談を終え、握手を交わす内堀知事(左)とジョバンニ学科長
 【イタリア・ミラノで渡部総一郎記者】内堀雅雄知事は13日、イタリア・ミラノ市のミラノ大で同大幹部と懇談し、本県に関する正しい情報発信に向けて協力し合うことで合意した。論文やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などの活用を想定している。双...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

林経産相が第一原発初視察 「第二原発再稼働、東電決める」

内堀知事と会談する考えを示す林経産相
 林幹雄経済産業相は12日、就任後初めて東京電力福島第一原発を視察した。視察終了後報道陣の質問に応え、福島第二原発の再稼働について、事業者である東電が決めるという考えを示した。  林経産相は「東電が地元の意見を十分に聞いている。東電が(再稼働の是非を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大熊、双葉町長と会談 中間貯蔵施設建設めぐり 丸川環境相

伊沢町長と会談する丸川環境相(中央)
 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、丸川珠代環境相は13日、建設が予定されている大熊町の渡辺利綱町長、双葉町の伊沢史朗町長と就任後、初めて会談した。  渡辺町長との会談は会津若松市の大熊町会津若松出張所で行われた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

4年7カ月ぶり再開 原発事故で休業の楢葉郵便局

4年7カ月ぶりに営業を再開した楢葉郵便局
 東京電力福島第一原発事故の影響で休業していた楢葉町の楢葉郵便局は13日、同町北田の仮設店舗で4年7カ月ぶりに営業を再開した。同日、現地で開局セレモニーが行われた。  関係者ら約50人が出席した。本間幸仁日本郵便東北支社長が「郵便局のモットーである地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

販売用コメ収穫 原発事故後初農業再生へ期待 浪江の酒田地区

馬場町長と共に稲刈りする松本さん(左)
 東京電力福島第一原発事故で居住制限区域となっている浪江町酒田地区で13日、原発事故後初めてとなる販売用のコメの収穫が行われた。  酒田農事復興組合の松本清人さん(76)のほ場に馬場有町長らが訪れ、松本さんと共に稲刈りをした。馬場町長は黄金色に実った...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

希望の響き古里に届け 川俣の山木屋太鼓 福島テルサで初の単独公演

初の単独公演を行った山木屋太鼓
 川俣町の和太鼓演奏団体「山木屋太鼓」の初めてとなる単独公演は12日、福島市の福島テルサで開かれた。  来年に結成15周年を迎える記念と、東京電力福島第一原発事故で避難区域となった同町山木屋地区の住民を励ますために企画した。  遠藤元気会長ら団員16...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興祈りコンサート ニュージーランド出身歌手カナワさん いわきを訪問

生徒と「ふるさと」を歌うキリ・テ・カナワさん(手前左から2人目)ら
 ニュージーランド出身の世界的なソプラノ歌手キリ・テ・カナワさんを招いた「福島復興祈念チャリティーコンサート」は12日、いわき市のアリオスで開かれ、祈りと希望を込めた歌声が会場を包んだ。  コンサートは日立システムズパワーサービス、日立システムズ、日...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

北泉海岸に活気の波 原町で震災後初サーフィン全国大会 にぎわい戻り住民笑顔

サーファーらで久々のにぎわいを見せた北泉海岸
 県サーフィン連盟は12日、東日本大震災の津波で被害を受けた南相馬市原町区の北泉海岸で、震災後初となる全国規模の大会「サーフチャレンジin北泉」を開いた。全国からサーファー約200人が集い、海岸は久々のにぎわいに包まれた。  北泉海岸は震災前、大勢の...[記事全文

あんぽ柿の里再興 発祥の梁川・五十沢活動開始へ 魅力発信広く

原料となる柿の畑で取り組みへの思いを語る岡崎会長(左)と曳地事務局長
 県北地方の代表産品「あんぽ柿」発祥の地とされる伊達市梁川町五十沢(いさざわ)地区で今月からあんぽ柿を柱にした地域活性化プロジェクトが始まる。地元自治会があんぽ柿づくり体験ツアーをはじめウオーキング大会、ホームページでの情報発信などを通じて産地の再興...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発作業用ロボ性能 操作者の技術 認証制度創設へ 米機関と連携 国際基準化目指す

 政府は廃炉向けなど原発作業用と災害対応用ロボットの性能、操作者の技術を保証する認証制度を創設する方向で検討に入った。日本原子力研究開発機構(JAEA)の楢葉遠隔技術開発センター(楢葉町)を試験場として想定している。東京電力福島第一原発で、溶融燃料(...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

任期付き弁護士奮闘 県内自治体避難区域用地買収や東電賠償 法的課題解決に対応

県の任期付き職員として職務に当たる頼金さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、県内で任期付き職員として自治体に採用される弁護士が増えている。県と南相馬、相馬、郡山の3市に2~3年の任期で1人ずつ勤め、避難区域の用地買収や東電に対する賠償など法的課題の解決に努めている。一方、弁護士を公...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

鈴木さん(ふくしま未来応援団)体験談 みちのくORI☆姫隊ボランティア

復興支援について語る「ふくしま未来応援団」の鈴木さん(左)
 宮城県のアイドルグループ「みちのく仙台ORI☆姫隊」のメンバーらが福島県の復興を考える「ORI☆姫塾」は11日、仙台市で開かれた。福島民報社から「ふくしま未来応援団」に委嘱されたORI☆姫隊ボランティアメンバーの鈴木ゆりあさん(常盤木学園高1年)が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災、原発事故記憶伝える 埼玉「福島の記録」写真パネル展示

埼玉県羽生市で展示された写真パネル「福島の記録」
 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故で避難した県民との交流活動を続けている埼玉県の「さいがい・つながりカフェ実行委員会」は11日、同県羽生市のパープル羽生で福島民報社の震災報道写真パネル「福島の記録」を展示した。  パープル羽生が開いた「女性セン...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大熊のまち並み模型で再現 若松あすまでワークショップ

塚本さん(左から2人目)の話を聞く久野准教授(左)ら
 東京電力福島第一原発事故で住民が避難している大熊町の震災前のまち並みを模型で再現するワークショップは11日から13日まで、会津若松市の町役場会津若松出張所で開かれている。  実行委員会の主催、大熊町の共催。名古屋市立大の久野紀光准教授、愛知淑徳大の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「歌い隊!」声高らか 富岡高校舎前で校歌合唱開始

富岡高の校舎前で校歌を歌う参加者
 東京電力福島第一原発事故を受けて平成29年4月から休校となる富岡高(富岡町)の卒業生やPTA関係者が校舎前で校歌を歌う取り組みは11日、スタートした。  元校長の青木淑子さん(67)が今年8月、学校開放事業で校舎を訪れた際、参加者が自然と校歌を歌う...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災から4年7カ月 県内沿岸部で一斉捜索

水田で捜索する警察官=浪江町請戸地区
 東日本大震災から4年7カ月を迎えた11日、県内沿岸部で県警本部などによる行方不明者の一斉捜索が行われた。  東京電力福島第一原発事故により避難指示解除準備区域となっている浪江町請戸地区では、県警本部、双葉署員ら合わせて約160人が捜索に当たった。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【震災から4年7カ月】「準備宿泊」 医療、防犯 帰還の鍵

(上)「東町エンガワ商店」で食料品などを買い求める住民=南相馬市小高区。(下)トルコギキョウの栽培に励む菅野さん=川俣町山木屋
 東京電力福島第一原発事故に伴う南相馬、川俣、葛尾3市町村の避難指示解除準備、居住制限両区域で、避難指示解除を見据えた準備宿泊が始まり間もなく1カ月半を迎える。自宅に戻った住民からは医療機関再開や防犯体制の強化を求める声が上がり、帰還に向けた課題があ...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

【震災から4年7カ月】避難12市町村の343事業者 「古里で再開」53%

 福島相双復興官民合同チームは、原発事故に伴い避難区域が設定された12市町村の約8千事業者のうち343事業者から、今後の方針について聞き取りを終えた。この結果、「古里で事業を再開、もしくは帰還先で再開を希望する」としたのは53%だった。  「将来にわ...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

記者が歩く福島の今 JR常磐線 新地駅整備 「復興の象徴」運行待ち望む

JR新地駅周辺で行われている常磐線の線路新設工事。奥は建設中の駅乗換こ線橋
 東日本大震災で津波被害を受け、不通となっているJR常磐線相馬(相馬市)−浜吉田(宮城県亘理町)駅間では、平成29年春の運行再開へ向け復旧工事が進んでいる。  津波で駅舎が流失した新地町の新地駅は南西に300メートル離れた高台に新たに設けられる。太平...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

福島相双復興官民合同チーム事務局長 角野然生氏に聞く

■訪問重ね  悩み共有  福島相双復興官民合同チームの角野然生事務局長(51)に、避難区域が設定された12市町村の事業者の現状と営業再開に向けた課題を聞いた。    −約8千事業者のうち343事業者を訪問した。    「まさに343通りの悩みや困り事...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

ドキュメント(2015年9月11日〜10月10日)

■9月11日  ・関東・東北豪雨により、伊達市霊山町で115号国道の路面が崩落した。同国道は東日本大震災の復興道路に位置付けられている。 ■25日  ・東京電力福島第一原発事故で避難を強いられ休業中の酪農家を支援するため、県酪農業協同組合が福島市土船...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

食や文化魅力発信 東京・六本木で福島フェス 料理や酒、観光...多彩に

食品販売などが行われている会場
 県内の食や文化の魅力を発信する「福島フェス2015」は10、11の両日、東京の六本木ヒルズアリーナで開かれている。  実行委員会の主催、復興庁、県、東京都などの後援。会場に約30のブースが設けられ、県内の企業や団体が郷土料理や加工食品、菓子類、酒の...[記事全文

除染労働違反6割強 賃金不払い目立つ 県内事業者

 福島労働局が平成27年上半期(1~6月)に県内で除染作業を請け負ったうちの342社を検査した結果、68%に当たる233社で労働基準関係法令違反があった。同労働局が9日、発表した。作業員への割増賃金不払いや、作業時の被ばく線量を正確に測定していないケ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

双葉署が交通取り締まり 富岡町本庁舎一部再開で県警交通機動隊と

 双葉署は9日、県警交通機動隊と合同で管内の6号国道、288号国道、県道いわき浪江線などで交通取り締まりを実施した。  富岡町の本庁舎で1日から一部業務を再開したことに合わせ、管内の交通事故防止対策を進めるのが狙い。本庁舎駐車場で出動式を行い、県警交...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興副大臣に若松氏

 政府は9日午前の閣議で、内閣改造に伴う副大臣、政務官人事を決定し、復興副大臣に公明党の若松謙維参院議員(60)=比例代表、郡山市在住=が就任した。  若松氏は浜田昌良前復興副大臣の後任として、本県を中心とした原子力災害からの復興を担う見通し。福島民...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【県技術職人材不足】来春採用確保半数 農業土木初の再募集

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復旧・復興業務に必要な県技術職の人材不足が深刻化し、被災地の道路やほ場の整備に遅れが生じかねないと懸念する声が出ている。来年春の採用(大卒程度)は土木分野に続き、農業土木分野も初の再募集となった。2つの職...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

富岡高校歌いつまでも 旧教職員ら「歌い隊」結成 毎月1回校舎前に集う

 富岡高の旧教職員ら関係者有志は「母校で校歌を歌い隊!」を結成した。東京電力福島第一原発事故の影響で無人となっている富岡町の校舎前に毎月1回集い、慣れ親しんだ校歌を歌い継ぐ。11日午前10時から開く初の集会の参加者を募集している。 ■11日初の集会 ...[記事全文

乳児ら2707人 放射性セシウム検出なし 県内3病院内部被ばく検査

■県産物「安全性確認」  東京電力福島第一原発事故に伴い、平田村のひらた中央など県内三病院で内部被ばく検査を受けた乳幼児ら延べ2707人全員から、放射性セシウムは検出されなかった。検査に当たった坪倉正治東京大医科学研究所特任研究員らのグループが8日、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

皇太子ご夫妻ご来県 いわきなどで復興状況視察

 皇太子ご夫妻は8日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の復興状況を視察するため来県した。今年4月に開校した広野町のふたば未来学園高で生徒らと交流。いわき市の農業生産法人「とまとランドいわき」で原発事故の風評払拭(ふっしょく)を目指す生産者を激励...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

皇太子ご夫妻ご来県 お言葉に 胸熱く 復興への決意新た ふたば未来学園高

元木専務(手前左から2人目)の説明を受け、とまとランドいわきの栽培温室を視察される皇太子ご夫妻。左は鯨岡社長(本社写真報道部・古川伊男撮影)
 「大変だったでしょう」「体に気を付けてね」。8日、広野町のふたば未来学園高を訪問された皇太子さまと雅子さまの温かい励ましのお言葉に、生徒たちは東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の担い手となる決意を新たにした。震災で大きな被害を受けた、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

創生期間の指針策定へ 高木復興相「今年度末までに」

 高木毅復興相は8日、福島民報社のインタビューに応じ、平成28年度から5年間を対象期間とした復興・創生期間の復興施策についての基本方針をまとめる考えを明らかにした。(3面にインタビュー)  復興庁は、6月に決定した28年度から5年間の復興事業の新たな...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

居住地によって差 内部被ばく検査保護者アンケート 県産農産物、水道水利用率

保護者アンケートの結果を説明する坪倉特任研究員
 東京電力福島第一原発事故に伴い、内部被ばく検査を受けた乳幼児らの保護者に対するアンケートでは、居住地によって県産農産物や水道水の利用に大きな差があるとの結果が出た。  受検者の多い市町の保護者に対するアンケート結果は【表】の通り。県産のコメや野菜、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

高木復興相インタビュー 第二原発再稼働に否定的 「他と同列に扱えない」

 高木毅復興相は福島民報社のインタビューで、県と県議会などが求める東京電力福島第二原発の全基廃炉について、政府の復興司令塔の立場から「全国の他の原発と同列には扱えない」と述べ、再稼働に否定的な見方を示した。(聞き手・取締役編集局長 芳見 弘一)  -...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

丸川環境相高木復興相、内堀知事と会談 除染の加速化誓う 福島再生の基盤つくる 丸川環境相

内堀知事に除染の加速化を誓う丸川氏(右)
 丸川珠代環境相と高木毅復興相は8日、就任後初めて県庁を訪れ、それぞれ内堀雅雄知事と会談した。丸川氏は除染の加速化を誓い、高木氏は関係省庁一丸で復興を加速させると強調した。  丸川氏は会談で、「(東京電力福島第一原発事故からの)福島再生の基盤をつくる...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県産農畜産物アピール 東京で集い コメや野菜、牛肉

県産農畜産物を使った料理を味わう参加者
 県産農畜産物の集いは8日、東京都品川区の東京マリオットホテルで開かれ、県内産のコメや野菜、牛肉の魅力を首都圏の市場関係者らにアピールした。  JAグループ福島肉牛振興協議会と全農県本部の主催、県の後援で初めて催した。県内の農業者や首都圏の市場関係者...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

田んぼリンク復活 川俣の山木屋 来年1~2月

スケート場跡地で田んぼリンクを後世に残すと語る菅野会長(右)と大内副会長
 東京電力福島第一原発事故の影響で休業していた川俣町山木屋地区のスケート場「絹の里やまきや田んぼリンク」が来年1月に5年ぶりに再開する。川俣スケートクラブが7日、発表した。避難区域の山木屋地区は早ければ来春にも避難指示が解除される。関係者は「復興の機...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ふたば未来学園高授業開始 箭内道彦さんら先生

箭内さん(右)とともに自分たちの祭りについて考える生徒
 広野町のふたば未来学園高で7日、「ふたばの教育復興応援団」のクリエイティブディレクター・箭内道彦さんらによる授業「未来創造ゼミ」が始まった。  ふるさと創造学の一環。前期に取り組んだ「地域課題の発見」を踏まえ、生徒に課題の解決策を考えてもらうのが狙...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県の農産物PR 東北イオン会見本市 8日まで郡山

見本市で県産品をアピールするコーナー
 イオングループ各社と東北地方の取引先でつくる東北イオン会の第4回見本市は7、8の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれている。  本県開催は3回目。県内企業を含む約290社が出展、販路拡大を目指し商品をアピールしている。2日間で同グループのバ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘の幼稚園、小中学校 29年4月村内で再開

平成29年4月に飯舘村で幼稚園と学校を再開する方針を明らかにした菅野村長
 東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村は平成29年4月から村内で幼稚園と小中学校を再開する方針を固めた。菅野典雄村長が7日、福島市飯野町の村出張所で開いた学校再開に向けた検討委員会の初会合で明らかにした。  村内には村が設置する幼稚園が2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島高専が廃炉人材育成 文科省プログラムに採択

記者会見する中村校長(左)と佐藤教授
 福島高専は全国の高専や民間企業などと連携し、東京電力福島第一原発事故の廃炉作業を担う人材育成に力を入れる。6日までに文部科学省の国家課題対応型研究開発推進事業「廃止措置研究・人材育成等強化プログラム」に採択された。中村隆行校長が6日、いわき市の同校...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

中間貯蔵しっかり整備 望月環境相、就任1年で所感

 望月義夫環境相は6日の閣議後の記者会見で、7日の内閣改造を前に就任から約一年を経た所感を語った。用地取得が難航している中間貯蔵施設の整備に向け「今後も引き続きしっかり取り組んでいきたい」と強調した。  東京電力福島第一原発事故に伴う指定廃棄物の処分...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

古殿から試験輸送始める 除染廃棄物、中間貯蔵保管場へ

廃棄物をトラックに積み込む作業現場
 環境省は6日、東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管している古殿町の仮置き場から、大熊町にある中間貯蔵施設の保管場への廃棄物の試験輸送を始めた。  仮置き場は国有地で、住宅除染などで出た廃棄物が入ったフレコンバッグ(除染用収納袋)約1000...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘に安全の拠点 来年3月完成へ祈願祭 南相馬消防署分署

南相馬消防署飯舘分署の完成予想図
 新築する南相馬消防署飯舘分署の工事安全祈願祭は6日、飯舘村草野の建設予定地で行われた。東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域を除いた村内の避難指示解除を平成29年春までに目指す村にとって、住民の安全を守る拠点となる。  手狭で老朽化していた庁舎...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大玉「横堀平団地」の鍵引き渡し 富岡町民が15日から入居

15日から入居が始まる災害公営住宅
 大玉村に代わり県が整備を進めている富岡町民向けの災害公営住宅「横堀平団地」の鍵の引き渡し式は6日、村内の同団地集会所で行われた。15日から17戸で入居する。  関係者約50人が出席した。押山利一村長が式辞を述べ、宮本皓一富岡町長らが祝辞を贈った。県...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難区域の職員激励 佐々木消防庁長官が双葉広域消防本部仮庁舎を視察 楢葉

職員を激励する佐々木長官
 消防庁の佐々木敦朗長官は6日、楢葉町の双葉地方広域消防本部仮庁舎を視察し、避難区域で消防活動を続ける職員を激励した。  佐々木長官は帰還困難区域での建物火災を想定した訓練などを視察した後、職員約80人を前に「困難な環境の中、住民の安全安心を支えてい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

知事が現状視察 双葉、富岡町課題を把握

双葉町の復興拠点整備予定地を見て回る(左から)伊沢町長、内堀知事、岩本副議長
 内堀雅雄知事は6日、東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く双葉、富岡両町を視察した。  避難区域の現状や課題を把握し、今後取り組む施策を確認するのが狙い。  双葉町では避難指示解除準備区域にある復興拠点の整備予定地、常磐自動車道の復興インターチェ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

農業賠償打ち切りは不当と見直し要求 JA県協議会が東電に

村永氏に要求書を手渡す大橋氏(右)
 東京電力が農業関連団体に営業損害賠償を平成28年度限りで事実上打ち切る案を示したことを受け、JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会は6日、内容は不当として東電に案の見直しを要求した。東電側は賠償の在り方についてJAなどと協議しなが...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島県農畜産物の風評払拭へ 17日に安全理解講座

前列左から伊藤、榎本、佐久間、望月の各氏。後列左から高縁、三瓶、佐竹、木原の各氏
 国際ロータリー第2530地区と郡山南ロータリークラブ(RC)は17日、郡山市の郡山ユラックス熱海で、本県農畜産物の風評払拭(ふっしょく)に向け、会員らが安全性や魅力などに理解を深める講座を開く。  会員と家族ら約230人が出席。福島大の小山良太教授...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興願うタイル絵付け 来春、小名浜の公園にベンチ設置

秤屋実行委員長(右奥)の指導でタイルの絵付け作業に取り組む児童
 いわき国際セラミックコラボレーション交流推進協議会は、いわき市小名浜のみなと公園に来春、ベンチを設置する。ふくしま原発避難子供・若者支援機構が運営する「たまきはる福島基金」が支援する。ベンチには市内や楢葉町の子どもたちがデザインしたタイルを張り付け...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

相馬ミルキーエッグ販売 地元米や野菜の飼料で美味に

古里が元気になることを願い養鶏などに励む菊地さん
■農業 菊地将兵さん 29  相馬市大坪の農業菊地将兵さん(29)は相馬産のコメや野菜などをニワトリの飼料に与えた卵「相馬ミルキーエッグ」の販売を始めた。地元農産物の風評払拭(ふっしょく)と相馬の新たな名産品を目指す。  市内の小中学校と仙台市の高校...[記事全文

農業関連団体の損害賠償、来年度で打ち切り 東電方針

 東京電力福島第一原発事故に伴う県内17JAなど計35の農業関連団体に対する賠償をめぐり、東電は平成28年度限りで営業損害の賠償を事実上打ち切る案を示した。26年度の逸失利益を基準に27、28年度の2年間分を一括して支払う。団体側は賠償案に強く反発、...[記事全文

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サケ漁復活心待ち 楢葉・木戸川にやな場設置

サケ漁再開に向け、やな場の設置作業に取り組む漁協役員ら=楢葉町の木戸川
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が9月5日に解除された楢葉町で5日、サケ漁の再開に向け、東日本大震災の津波で壊れたやな場の設置作業が始まった。  設置作業は木戸川漁協が行っている。5日は木戸川に重機が入り、漁協の役員らが「やな」とよばれる構造...[記事全文

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外国人観光客対応学ぶ 若松復興庁が初のセミナー

外国人観光客受け入れのノウハウを学ぶ観光関係者ら
 復興庁の外国人観光客受入セミナーは5日、会津若松市の会津若松商工会議所で開かれた。東京五輪に向けて増加が予想される外国人観光客の対応に理解を深めた。  支援プロジェクトの一環で県内では初開催。会津若松商工会議所観光・旅客運送部会と会津商工信用組合が...[記事全文

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屋根パネル撤去完了 1号機燃料取り出しへ前進

 東京電力は5日、福島第一原発1号機の建屋カバー解体作業で、6枚あった屋根パネルの最後の1枚を撤去した。平成32年度中に予定している使用済み核燃料プールからの燃料取り出しに向けて1歩前進した。  午前7時ごろに作業を開始し、大型クレーンで最後の屋根パ...[記事全文

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くみ上げを開始 第一原発地下水ドレン

 東京電力は5日、福島第一原発建屋周囲の地下水をくみ上げ、浄化して海に放出する「サブドレン計画」で、護岸近くに設置した「地下水ドレン」と呼ばれる井戸から、地下水のくみ上げを開始した。初日は試験的に約8トンをくみ上げた。  午後1時ごろから約2時間、5...[記事全文

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風評払拭へ高校生結集 来月、東京で農産物販売

各校の独自商品を手にそろいのシャツで活動への気持ちを一つにした14高校の生徒
 県内の県立高14校で農業や水産業を学ぶ生徒は11月5日から8日まで、県産食品への風評払拭(ふっしょく)に向けて東京都にある日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)で農産物や加工品などを販売する。  5日に福島市の福島明成高で実行委員会を開き、生徒...[記事全文

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富岡町に交流サロン 一時帰宅など休憩所に活用

開所した交流サロンの畳コーナーで歓談する富岡町民
 東京電力福島第一原発事故に伴い全町避難が続く富岡町は5日、町中心部に町交流サロンを開所した。一時帰宅する町民に休憩所などとして活用してもらい、町民同士の絆の維持につなげる。  町中央二丁目69の1に設置された。プレハブ鉄骨造り平屋で、建築面積は約1...[記事全文

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山木屋米販売へ収穫 原発事故後初 環境相ら作業

本田さん(左)に手伝ってもらい稲刈りをする望月環境相
 東京電力福島第一原発事故で避難区域となった川俣町山木屋地区で5日、販売用のコメが収穫された。販売目的の稲刈りは原発事故後初めて。  農地の地権者でつくる山木屋地区営農組合が、避難指示解除準備区域にある水田約60アールに作付けした。収量は約2・5トン...[記事全文

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震災と日常を詩に 水田地帯の皮膚を剥いでいった 「Picnic」刊行 原町の詩人 宝玉義彦さん

初の詩集「Picnic」を刊行した宝玉さん
 南相馬市原町区の詩人宝玉義彦さん(39)は初の詩集「Picnic」を思潮社から刊行した。東日本大震災後の避難体験や日常の思いをつづり、多くの人の心に届く普遍性のある作品群とした。  29歳から38歳までに書いた23編を収録した。亡き祖父について記し...[記事全文

【廃炉作業廃棄物】29年3月保管容量超 第一原発規制委、取り扱い協議へ

 東京電力福島第一原発の廃炉作業で発生するがれきなどの廃棄物が平成29年3月、構内での保管容量を超える見通しとなり、東電は早急な対策に迫られている。8月末現在の保管量は15万7700トンで限度量の約半分となった。貯蔵庫や焼却炉を複数設けるのは難しく、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

楢葉のユズ復活を 6号国道沿い実証栽培始める

「ゆずの里」復活を目指し苗木を植える関係者
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が解除された楢葉町で4日、ユズの実証栽培が始まった。今後3年間で果実の安全性などを検証し、「ゆずの里ならは」の復活を目指す。  実証栽培が始まったのは町内下小塙の6号国道沿いにある農地。松本幸英町長をはじめ、町...[記事全文

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松川浦にクロマツ再び 津波で流失豪雨も影響 住民団体など植林

国有林の再生を願いクロマツを植える参加者
 相馬市磯部にあり、東日本大震災の津波で流失した松川浦大洲国有林で4日、クロマツの植林が行われた。  松川浦の環境保全活動などに取り組んでいる「はぜっ子倶楽部」と日本野鳥の会県相双支部の主催。9月の関東・東北豪雨により4月に植えたクロマツの一部が流失...[記事全文

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福大生が小高で稲刈り手伝う ふくしま未来学実践学習

稲刈りを手伝う福島大生
 福島大が設けている、ふくしま未来学の地域実践学習「むらの大学」の受講生は4日、東京電力福島第一原発事故の避難区域となっている南相馬市小高区耳谷で地元農家の稲刈りを手伝った。  1、2年生約10人が参加した。学生らは鎌を使って、もち米こがねもちを収穫...[記事全文

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浪江の絆踊りが保つ 武扇会福島で交流会

「祝賀の舞」で開幕を飾った師範と名取
 浪江町の日本民舞踊「武扇会」の交流会は4日、福島市土湯温泉町の向瀧で開かれ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で避難中の会員が踊りを楽しんだ。  会員の絆を保ち、稽古の成果を披露し合おうと、平成24年から毎年開いている。今回は県内外の避難先から...[記事全文

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【震災から4年6カ月】「住民帰還」一歩ずつ

 東京電力福島第一原発事故により避難区域が設定された12市町村はそれぞれ、地域復興に向け着実に歩みを進めている。今月5日には楢葉町の避難指示が解除されたほか、南相馬、川俣、葛尾の3市町村では住民帰還を見据えた準備宿泊が行われている。帰還困難区域を抱え...[記事全文

カテゴリー:震災から4年

【震災から4年6カ月】復興クローズアップ 洋上風力発電(楢葉町沖合) 実用化へ研究続く

7月末に報道陣に公開された洋上風力発電の風車。楢葉沖に計3基が設置される
 世界最大規模となる浮体式洋上風力発電の実証研究事業が楢葉町の沖合約20キロで進んでいる。出力7000キロワット、同5000キロワット、同2000キロワットの風車3基を整備し、発電効率などを検証する。  既に出力2000キロワットの風車一基は変電施設...[記事全文

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識者の目 現状に沿った賠償を 弁護士 渡辺淑彦さん

弁護士 渡辺淑彦さん
 原発事故の被災者の生活再建と事業再開には、それぞれの現状に沿った損害賠償が欠かせない。原子力損害賠償を担当する渡辺淑彦弁護士(浜通り法律事務所)は「避難区域の範囲と、経済的損害が生ずる範囲とを形式的に連動して賠償することに無理がある」と指摘する。 ...[記事全文

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【震災から4年6カ月】「賠償」 営業賠償2年分を一括払い 精神賠償支払継続も

新たな営業損害賠償の概要
 原発事故に伴う商工業者に対する今年3月以降の営業損害賠償について、東電は直近の年間逸失利益の2年分をまとめて支払った上で、その後の損害については個別対応に移行するとしている。  今年3月以降の営業損害賠償の概要は【表】の通り。避難区域内の事業者には...[記事全文

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レスラーと地元高校生らタッグ 南相馬 「元氣米」収穫

レスラーや高校生が参加して行われた稲刈り
 アントニオ猪木さんが率いるプロレス会社「イノキ・ゲノム・フェデレーション」(IGF)と全農県本部が、東日本大震災からの復興を祈る「豊穣(ほうじょう)祈願プロジェクト」として南相馬市原町区で育てた稲の刈り取りが3日、行われた。レスラーと地元の高校生ら...[記事全文

高線量地域での短期的生活 生活習慣病悪化せず 相馬中央病院医師ら発表

 放射線が比較的高い地域での短期的な生活は、生活習慣病の明らかな悪化に結び付かないことが相馬中央病院非常勤医師の石井武彰氏らの研究で分かった。国際的な専門誌に発表した。  東京電力福島第一原発事故後、比較的高線量地域である相馬市玉野地区の住民約500...[記事全文

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原発事故後の県内、県外避難 内部被ばく量大差なし 南相馬市総合病院医師ら発表

 原発事故による内部被ばくは避難しなかった人に比べ、県外避難した人はやや少なかったものの、臨床的に大きな差は見られないことが研究者の分析で分かった。初期の空気の吸引による内部被ばくは存在したものの、ごく小さい値だった。  南相馬市総合病院の坪倉正治医...[記事全文

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地下水ドレン 5日に試験運用

 東京電力は汚染水対策の一つ「地下水ドレン」の試験運用を5日に始める。今月中に本格稼働させる見込み。  地下水ドレンは汚染地下水の海洋流出を防ぐ「海側遮水壁」の建設に伴い、壁内側の水位が上昇するため、海側に設置した専用の井戸で地下水をくみ上げる。くみ...[記事全文

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県産米売り込む 卸売業者、検査継続求める 全農県本部東京で懇談会

県産米の安全対策などを説明する大橋会長(左から2人目)ら
 県産米を全国の卸売業者に売り込む全農県本部の「ふくしま米」懇談会は2日、東京都内のホテルで開かれ、東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質対策などを説明した。卸売業者からは放射性物質を調べる全量全袋検査の継続などを求める声が上がった。  ふくしま米...[記事全文

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風評払拭へ正確な報道を 金沢マスコミ倫懇が閉幕

申し合わせを採択し閉幕したマスコミ倫理懇談会全国大会=金沢市
 新聞社や放送局などでつくるマスコミ倫理懇談会全国協議会第59回全国大会は最終日の2日、金沢市のホテル日航金沢で全体会議を開き、東京電力福島第一原発事故に伴う風評の払拭(ふっしょく)に向けて正確な報道を粘り強く続けていくことなどを確認し閉幕した。  ...[記事全文

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東電社長ら32人書類送検 県警、汚染水海洋流出の疑いで

 東京電力福島第一原発事故で発生した汚染水を海に流出させたとして、県警本部は2日、公害犯罪処罰法違反の疑いで、法人としての東電と、同社の広瀬直己社長、勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長ら新旧役員32人を書類送検した。  被災者らでつくる福島原発告訴団が平...[記事全文

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被災者を音楽で笑顔に 洗足学園音大生18日、いわきで演奏会

コンサートに向け練習に励む演奏会参加者
 洗足学園音楽大(川崎市)の学生ボランティアらによる被災地支援チャリティーコンサートは18日午後1時半から、いわき市のアリオスで開かれる。一昨年の会津若松市、昨年の相馬市での開催に続き3回目。いわき市民や市内に避難している双葉郡の住民に元気が湧き上が...[記事全文

【震災から4年6カ月】「放射性物質検査と健康管理」 放射性物質 低減続く 空間線量30年後は1/4に JAEA予測

JAEAの放射線量予測
 日本原子力研究開発機構(JAEA)は6月下旬、原発事故から30年後(平成53年3月)の福島第一原発周辺の空間放射線量を予測した地図を公開した。自然減衰などにより、おおむね現在の4分の1程度になると推測している。  原発事故から5年後(平成28年3...[記事全文

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【震災から4年6カ月】「放射性物質検査と健康管理」 魚介類 今年4~7月 基準値超ゼロ

 海産魚介類の放射性物質検査で、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えた平成27年の割合は平均0.1%(7月現在)となっている。  県は基準値を超えた海産魚介類の流通防止と消費者の不安解消のため、事故発生後の23年4月からモニタリン...[記事全文

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【震災から4年6カ月】「放射性物質検査と健康管理」 森林 自然減衰進む

 福島県内の森林の空間放射線量は【図】の通り。県の最新データでは平成26年度(1193地点)の平均空間線量は毎時0.56マイクロシーベルトで、25年度(1006地点)の0.60マイクロシーベルトに比べ0.04マイクロシーベルト低くなった。23年度(3...[記事全文

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【震災から4年6カ月】「放射性物質検査と健康管理」 農産物 野菜・果実、原乳、肉類... 基準値下回る

 県産農産物を対象にした県の平成27年度の放射性物質検査は1日までに1万1190点を調べ、野菜・果実、原乳、肉類、鶏卵、牧草・飼料作物の全てで放射性セシウムが食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。  放射性物質検査結果は【表】...[記事全文

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【震災から4年6カ月】「放射性物質検査と健康管理」 健康を守る動き加速 甲状腺本格検査37万8000人対象 「放射線影響 考えにくい」

 東京電力福島第一原発事故による放射性物質の拡散を受け、県民の健康を守る取り組みが進む。事故当時18歳以下の子どもらを対象にした甲状腺検査は一巡目の先行検査が終わり、二巡目の本格検査に移行した。結果を分析する専門家委員会は「現時点で放射線の影響は考え...[記事全文

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【震災から4年6カ月】「放射性物質検査と健康管理」 健康を守る動き加速 内部被ばく検査充実

ベビースキャンによる子どもの内部被ばく検査=ひらた中央病院
   ■車載や乳幼児WBC配備    県は県内外でホールボディーカウンター(WBC)による内部被ばく検査を実施している。放射性セシウムなどが体内に取り込まれていないか確認するためだ。  車載のWBC8台を所有し、学校や公共施設などを巡って検査して...[記事全文

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識者の目 東京大大学院理学系研究科教授 早野龍五さん 県民健康調査 見直す時期に

 はやの・りゅうご 岐阜県出身。東京大大学院理学系研究科修了。同大理学部物理学科准教授を経て、平成9年から同大学院理学系研究科教授。専門は原子物理学。コピーライター・糸井重里氏とともに、県内の放射線の状況などをテーマにした「知ろうとすること。」(新潮文庫)を発刊した。
 原発事故を受け、県内では内部被ばく検査などが各地で行われている。今後の態勢はどうあるべきか-。県内の自治体と連携し、放射線の健康影響を調べている東京大大学院理学系研究科の早野龍五教授(63)に聞いた。   ■検査の目的示せ    -県内で行われ...[記事全文

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地元に戻り復興業務 4年7カ月ぶり一部再開 富岡町

富岡町保健センター内の事務所で業務に当たる町職員
 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く富岡町は1日、約4年7カ月ぶりに町内で一部業務を再開した。町役場に隣接している町保健センターで職員約20人が勤務に就いた。  復興推進課と復旧課が楢葉町内にある町役場楢葉分室から移った。復興推進...[記事全文

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放射線対策県民目線で 三春の県環境創造センター業務開始

職員を前に訓示する角山所長(左)
 東京電力福島第一原発事故に伴う放射線対策を担う県環境創造センターの業務開始式は1日、三春町深作の施設本館で行われた。職員ら約50人が出席した。長谷川哲也県生活環境部長があいさつし、角山茂章所長が「県民のニーズを把握し、解決策を調査・研究することが求...[記事全文

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飲用水井戸掘削完了 工事共同企業体が解散 葛尾村

 東京電力福島第一原発事故により全村避難が続く葛尾村で、東電が住民帰還後の飲用水確保に向けて実施してきた井戸掘削がほぼ完了した。工事を請け負った共同企業体の解散式が1日、郡山市の磐梯熱海温泉ホテル華の湯で行われた。  原発事故前まで沢水などを飲用水に...[記事全文

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葛尾に太陽光発電建設へ 県さく井技術協 売電価格の3割寄付

 県さく井技術協会は葛尾村に出力49.5キロワットの太陽光発電設備を建設する。20年間にわたり売電価格の約3割を同村に寄付する。寄付総額は約1000万円を見込んでいる。1日、郡山市の磐梯熱海温泉ホテル華の湯で開いた臨時総会で決めた。  11月に着工し...[記事全文

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防犯カメラ運用開始 楢葉町民の不安解消図る

 楢葉町は1日、町内の6号国道や県道いわき浪江線の交差点などに設置した防犯カメラの運用を開始した。  カメラは24基で、24時間映像を録画する。ALSOK福島のデータセンターに6カ月間、保存される。町役場でも映像を見ることができる。  運用開始式は楢...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

2販売所が営業再開 楢葉で福島民報取り扱い

 楢葉町で福島民報を取り扱う木戸販売所(脇沢利光所長)と竜田販売所(鈴木恵子所長)は1日、営業を再開した。  両販売所は東京電力福島第一原発事故に伴う全町避難で休業していた。店舗の周辺地域を中心に戸別配達も行っている。  問い合わせは次の通り。  ▽...[記事全文

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福島民報など新聞販売開始 小高区役所玄関

区役所玄関で販売されている朝刊
 東京電力福島第一原発事故により全域が避難区域になっている南相馬市小高区の区役所玄関で1日、福島民報など新聞の無人販売が始まった。時間は午前6時から午後5時。  8月末から避難指示解除に向けた準備宿泊が始まっており、「新聞を購入したい」との声が住民か...[記事全文

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