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富岡町産米今年も安全 楢葉で全袋検査

2年目の出荷に向けて行われた富岡町産米の検査

 東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く富岡町で出荷用に生産、収穫されたコメの全量全袋検査が16日、楢葉町のJAふたば楢葉低温倉庫で行われた。検査の結果、収穫した約10・7トンのコメ全ての放射性セシウムが食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下だった。
 検査したのは、富岡町内の農家有志でつくる「ふるさと生産組合」が避難指示解除準備区域の水田180アールで生産した「コシヒカリ」「天のつぶ」「こがねもち」の3種類。実証栽培の2年目で、作付面積を拡大して昨年よりも約3・5トン多い出荷となる。約5トンはJAふたばなどを通して出荷し、残りは組合員に配布されるほか、町民が住む仮設住宅に寄贈される。
 渡辺康男組合長(65)は「今年も安全なコメを出荷でき、喜ばしい。町への帰還を見据え、来年以降、さらに稲作を本格化させたい」と話していた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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