東日本大震災アーカイブ

来年は古里で会おう 1日まで飯坂で「いいたて村文化祭」

元気よく太鼓演奏を披露する園児

 飯舘村の「いいたて村文化祭」は31、1の両日、福島市飯坂町のパルセいいざかで開かれている。避難先で暮らす村民が集い、来年の村内での文化祭開催実現に向けて絆を強めた。
 実行委員会、飯舘村教委、飯舘村公民館の主催。村外での開催は今回で4回目。現在、村は村公民館の建て替え工事を村内で進めており、来年6月末の完成を目指している。開会式のあいさつで菅野典雄村長は「来年の文化祭は新しい公民館で開催したい」と話した。
 ステージでは草野・飯樋幼稚園児らが太鼓演奏などを披露した。会場には村民が制作した手芸品や絵画など約千点を展示している。
 1日は、各地区の伝統芸能を披露する。時間は午前10時から午後1時まで。入場無料。

■忠犬ハチ公が来場者出迎え
 会場入り口に、東京・渋谷公園通商店街振興組合から村内の特別養護老人ホーム「いいたてホーム」に寄贈された「忠犬ハチ公」のオブジェが飾られた。
 オブジェは同組合が平成25年6月、寄贈。会場を訪れた組合の塚越栄光(ひでみつ)さん(40)は「新生飯舘村をイメージし、黒から白に塗り替えた。信頼と絆のハチ公文化は村再生の象徴」と一日も早い帰村を願った。いいたてホームの三瓶政美施設長(66)は「ハチ公とともに村民の帰りを待つ」と話した。