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海側遮水壁傾く 最大20センチ、地下水圧の影響 第一原発

 東京電力福島第一原発の護岸から港湾内に汚染地下水が染み出るのを防ぐ海側遮水壁が地下水圧の影響で海側に最大で約20センチ傾いた。東電が26日、発表した。地下水をせき止めている鋼管の素材の特性で、遮水効果への影響はないという。

 海側遮水壁は10月26日に完成した。行き場を失った地下水がたまり、壁内側の地下水位が約1.5メートル上昇した。水圧で鋼管が曲がったとみている。
 傾きは当初から想定していたが、鋼管への負荷を低減するために鋼材で鋼管を結合して補強した。
 傾きの影響で周辺の敷地の舗装に計500メートルのひび割れ(最大幅1センチ)が発生した。東電は雨水が流入して地下水位がさらに上昇するのを防ぐため、樹脂を吹き付けてひび割れをふさぐ対策を進めている。11月末に完了する予定。
 海側遮水壁は汚染水対策の一つで、長さ約30メートルの鋼管を総延長780メートルにわたって護岸沿いに打ち込んだ構造となっている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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