東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

短時間滞在影響少なく 事故後18~20カ月児童、生徒対象 外部被ばく量と生活の関係

 南相馬市立総合病院の坪倉正治医師らは27日までに、東京電力福島第一原発事故後の市内の児童・生徒の外部被ばく量と日常生活様式との関係について調査結果をまとめた。自宅や学校など長時間いる場所の空間線量が被ばく量に影響を及ぼした一方、通学路など短時間滞在する場所の線量は被ばく量に大きく影響していないとしている。

■南相馬市立総合病院坪倉医師ら調査結果
 調査対象は市内の小学生、中学生、高校生520人。原発事故後18~20カ月の期間に行われたバッジ式線量計での外部被ばく検査データと、子どもの行動記録アンケート、自宅前の空間線量、校庭の空間線量を照らし合わせた。
 この結果、自宅前線量が毎時0・1マイクロシーベルト上がると被ばく量が相対比で1・1倍になり、校庭の線量が毎時0・01マイクロシーベルト上がると1・02倍になった。一方、放課後や週末などの屋外活動や通学などは、被ばく量の大きな上昇にはつながらなかった。
 坪倉医師は「通学中の被ばくが最もリスクが高いと考える人が多いが、普段、長時間いる場所の空間線量に配慮することが重要だ」としている。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧