東北電風力発電「指定事業者」に
東北電力は16日、経済産業省から再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく風力発電設備の「指定電気事業者」に指定されたと発表した。
風力発電業者からの接続申込量が東北電力の接続可能量251万キロワットを超えた場合、指定電気事業者制度に基づき、接続希望業者は年間720時間(30日)を超えた無補償での出力制御への同意を前提に接続を申し込むことになる。
東北電力への風力発電の接続申込量は10月末時点で180万キロワット程度(接続済みを含む)。接続可能量に達していないが、平成28年度までにこれを超過する可能性があるため、指定を受けた。これまで特例として出力制御の対象外だった出力20キロワット未満の風力発電も同様の扱いとなる。
(カテゴリー:福島第一原発事故)