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ふくしまの今正しく理解 大阪で県と立命館がシンポ

復興の在り方などに意見を述べる(右から)西崎さん、野地対策監、安斎さん

 県と学校法人立命館主催のシンポジウム「ふくしまの今を語ろう」は20日、大阪府茨木市の立命館大大阪いばらきキャンパスで開かれ、参加者が本県復興や風評払拭(ふっしょく)の在り方などを考えた。
 復興に向けた県と立命館の情報発信に関する協力・連携協定の締結2周年を記念して開催し、学生や住民ら約200人が参加した。立命館大名誉教授で安斎科学・平和事務所所長の安斎育郎さん、県の野地誠風評・風化対策監、一般社団法人ならはみらい職員の西崎芽衣さんがトークセッションを繰り広げた。
 安斎さんは東京電力福島第一原発事故の発生後、放射線の調査や被ばく軽減のための提言を続けていると説明。風評や偏見を防ぐため「放射能に関する基本的なことを理解し理性的に判断できるよう、基本的素養を広めることが重要」と指摘した。
 野地対策監は原発事故発生後の県内の状況や県の対応を報告した。風評、風化対策について「安心の感覚は一人一人異なり、どうアプローチするか悩ましい。考えられる取り組みを一つずつ積み上げている」と述べた。
 西崎さんは楢葉町の現状や復興に向けた活動を紹介した。「本来の楢葉町が持っているものを生かしながら新たなまちをつくる必要がある。外部の人の新たな視点も大切」と話し、多くの人が現地を訪れるよう呼び掛けた。
 復興支援に取り組んでいる学生による活動発表も行われた。
 トークセッションに先立ち、桑折町を舞台にした映画「物置のピアノ」が上映された。

カテゴリー:福島第一原発事故

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