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最少で4万立方メートル 汚染土壌最終処分量 環境省試算

 環境省は東京電力福島第一原発事故による汚染土壌について、放射性物質を濃度別に分離する技術を開発して低濃度の土を再利用した場合、最終処分量を最少で4万立方メートルまで減らせるとの試算をまとめた。現在、中間貯蔵施設に搬入される除染廃棄物は最大2200万立方メートルと見込まれており、大幅な圧縮が可能となる。

 21日に東京都内で開いた「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」で示した。再利用する土壌の濃度を1キロ当たり8000ベクレル以下として試算すると、最終処分が必要な汚染土壌は最少で4万立方メートルとなった。1キロ当たり3000ベクレル以下を再利用すると仮定した場合、処分量は最少で10万立方メートルとなる。
 同省は平成28年度から、放射性物質濃度が低い土壌の再利用に向けた実証試験を始める。汚染土壌を放射性セシウムが付着しやすい粘土などと、砂や小石に分ける「分級処理」を優先的に実用化させる方針で、30年度の技術確立を目指す。土壌の熱処理や化学処理などの高度な技術開発は36年度の完了を目標とする。

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