東日本大震災

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復興願う歌声高らか 川崎で二本松の小中高生

復興への願いを込めて合唱する子どもたち(後列)

■管弦楽と共演、聴衆魅了

 二本松市の小中高校生でつくる「福島しあわせ運べるように合唱団」は16日、川崎市で開かれた高田馬場管絃(かんげん)楽団とフロイデ・コーア・ヨコハマのコンサートに出演した。本県復興を願う歌声を響かせ、聴衆の感動を呼んだ。

 昨年11月に二本松市内で開かれた同合唱団出演の音楽会で指揮を務めた横島勝人さんから「ぜひ演奏してほしい」と招かれた。
 開演前のミニコンサートで、メンバー36人と指揮の元杉田小教諭、佐藤敬子さんがステージに立った。阪神大震災が起きた平成7年に神戸で生まれ、歌い継がれている「しあわせ運べるように」など2曲を歌った。復興への思いを込め、歌詞の中の「神戸」を「福島」「ふるさと」に変えて歌い、大きな拍手が送られた。
 その後のコンサートでは、合唱組曲「カルミナ・ブラーナ」の児童合唱のパートを担当した。管弦楽の演奏に合わせて伸びやかな歌声を披露した。
 閉幕後、ホールで合唱団の子どもたちが感謝の歌声を響かせた。自分たちの歌声が入ったCDと感謝の言葉をつづったしおりを配り、来場者が足を止めて聞き入った。ホールには拍手が響き渡り、感動の涙を流す人もいた。佐藤さんは「福島を思う多くの人たちの熱い気持ちを感じた」と話していた。

ホールで感謝の歌声を響かせる子どもたち

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