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臨床試験期間入り 最先端がん治療法「ホウ素中性子捕捉療法」 南東北BNCT研究センター

センターに設置されているBNCTの機器

 郡山市の総合南東北病院敷地内にある南東北BNCT研究センターで、運営母体の脳神経疾患研究所などが取り組む最先端のがん治療法「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)が臨床試験期間に入った。同研究所の渡辺一夫理事長が25日に記者会見して今後の取り組みなどを説明する。厚生労働省の医療機器認定を受け、一般医療機関では世界初となる治療開始を平成30年度に目指す。

■治療開始30年度目標
 BNCTは、がん細胞にだけ取り込まれるホウ素を投与し、弱い中性子線を照射してがん細胞のみを破壊する治療法。県の国際的先端医療機器開発実証事業費補助金を受け、25年3月から施設や機器の整備などに取り組んできた。
 これまでに京都大の原子炉実験所などが行ってきた第一段階の臨床試験で安全性を確認した。今後は南東北BNCT研究センターで第二段階として製薬会社のステラファーマ、機器開発の住友重機械工業とともに、実際に患者を治療しながら効果を検証する臨床試験を進める。臨床試験期間は1月から。試験結果に基づき、厚労省に認定申請する。
 臨床試験開始に当たっては国内外の患者らから問い合わせが寄せられているという。

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