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来年末に再開前倒し 富岡駅移設協議進展 今夏にも工事着手

 JR東日本は東京電力福島第一原発事故などの影響で不通となっているJR常磐線の竜田(楢葉町)―富岡(富岡町)駅間(6.9キロ)について、平成30年春までとしていた運行再開時期を29年末に前倒しする。東日本大震災の津波で被災したJR富岡駅の移設に向けた町との協議が順調に進んだため。23日、東京都内で開かれた、政府などとつくる復旧促進協議会で示した。

 同社によると、昨年末に町と駅舎移転に関する基本協定を締結するなど復旧工事に向けた環境が整ったため、前倒しが可能になったという。同社は現在、駅舎などの詳細設計を進めており、今夏にも竜田―富岡駅間の復旧工事に着手する方針。
 政府は昨年3月、常磐線の全線再開方針を提示した。竜田―富岡駅間については津波で被災した富岡駅の移設再建などに時間がかかるとし、開通時期が明示されている区間で最も遅い30年春までに再開する予定だった。
 その他の運休区間について、同社は小高(南相馬市)―原ノ町(同)駅間(9.4キロ)を28年春、相馬(相馬市)―浜吉田(宮城県亘理町)駅間(22.6キロ)を28年末、浪江(浪江町)―小高駅間(8.9キロ)を29年春までにそれぞれ再開する予定。原発事故の帰還困難区域が含まれる富岡―浪江駅間(20.8キロ)の再開時期は決定していないが、政府内に32年に再開させる案が浮上している。

カテゴリー:福島第一原発事故

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