風評払拭で包括連携 北塩原村と東京農大締結

北塩原村と東京農大は22日、農業振興や東京電力福島第一原発事故の風評払拭(ふっしょく)などを目指し包括連携協定を結んだ。
小椋敏一村長らが東京農大を訪れ、高野克己学長と協定書に署名し握手を交わした。小椋村長は「村の特産品を使った6次化商品の開発などに向けて、連携を強化したい」と述べた。
村は学生を受け入れ農業実習の場を提供する。大学側の指導の下、食品加工施設での特産品開発や就農者不足の解消などを目指す。
大学側によると県内で包括連携協定を締結したのは鮫川村、会津若松市に続き3例目。
(カテゴリー:福島第一原発事故)