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「あすびとトマト」初出荷 一足先に南相馬、相馬で販売

初出荷に向け、選別される「あすびとトマト」

 東京電力福島第一原発事故からの地域農業再生を目指し、南相馬市原町区の下太田工業団地に建設されたトマトの大規模工場「南相馬トマト菜園」から25日、南相馬産を前面に出した「あすびとトマト」ブランドのトマトが初出荷された。
 「あすびとトマト」は菜園を経営する南相馬復興アグリ(半谷栄寿代表取締役)と同社株主のヨークベニマルの独自ブランド。「明日の福島の農業を担う人々がつくったトマト」という意味を込め、本県と近隣4県のヨークベニマル全201店と、本県と宮城県のイトーヨーカドー5店で28日から店頭に並ぶ。
 広大な温室に、昨年12月に植え付けされ苗の丈は約2メートルに達し、熟したトマトを作業員が収穫している。約70グラムまで成長したトマトはベルトコンベヤーで運ばれる途中で重量別に選別され、4、5個入りの約300グラムに袋詰めされた。生食でも加熱してもおいしいのが特長。
 初日は袋入り480袋など約2トンが出荷された。4、5月の最盛期には一日5トン程度を出荷する。既に出荷が始まっているカゴメ向けブランドも含め、年間約660トンの出荷を想定している。
 25日はヨークベニマルの原町西(南相馬市)、相馬、相馬黒木(相馬市)の地元3店の店頭で一足早く販売した。試食した買い物客はみずみずしいトマトのおいしさに笑顔を見せていた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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