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実寸大模型で廃炉研究 楢葉・モックアップ施設試験棟完成

原子炉格納容器下部の実寸大模型

 日本原子力研究開発機構(JAEA)が楢葉町に建設した楢葉遠隔技術開発センター(モックアップ施設)試験棟の完成式は30日、現地で行われた。原子炉格納容器の一部を模した実寸大模型を備え、東京電力福島第一原発の廃炉研究の拠点となる。4月に本格運用を開始する。
 式には関係者約150人が出席した。児玉敏雄理事長が「福島第一原発の廃炉を推し進めるため成果を出す。福島の復興に貢献する」とあいさつ。高木陽介経済産業副大臣、豊田真由子復興政務官、鈴木正晃副知事、松本幸英町長が祝辞を述べた。
 出席者は原子炉格納容器下部を実寸大で再現した実証試験設備などを視察した。実寸大模型は止水材を充填(じゅうてん)して水漏れを止める試験を実施する。
 試験棟にはロボットの実験で使用する階段、水中ロボットの実証試験を行う高さ8・5メートルの円筒型水槽、ロボットの動きをカメラで数値化するモーションキャプチャも備えている。試験棟に隣接する研究管理棟内には第一原発建屋の中を再現できるバーチャルリアリティー(仮想現実)システムがある。

カテゴリー:福島第一原発事故

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