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県警察学校、県消防学校入校・入学式 福島の復興支えたい

復興に役立ちたいと誓う警察官の(左から)遠藤さんと益山さん、居村さん

 県警察学校の入校式と県消防学校の入学式は7日、福島市の各学校で行われた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を支えたい-。新入生は一人前の警察官や消防士を目指し、新たな一歩を踏み出した。

 警察学校には一般職員を含む129人が入った。震災を機に進路を決めた若者もいた。
 浪江町出身の居村和生(ともき)さん(23)は自宅が津波で流された。苦しい避難生活を経て、人を助ける仕事に就くと心を決めた。採用試験に合格し、震災から丸5年の今年3月11日、実家を訪れた。「再生させたい」とコンクリートの基礎だけが残る自宅を見つめて誓った。
 今春に高校を卒業したばかりの益山彩乃さん(18)と遠藤睦さん(18)は古里を守る決意を新たにした。益山さんは南相馬市原町区、遠藤さんは富岡町が地元。「生まれ育った地のために尽くしたい」と意欲を語った。

 ■航空自衛官から消防士に転身

 消防学校では、県内12消防本部に採用された83人が新生活をスタートさせた。
 富岡町出身の宍戸弘樹さん(25)=富岡消防署楢葉分署=は航空自衛官から転身した。震災当時、山口県の部隊に所属していた。故郷に駆け付けたかったがパイロットの研修中でかなわなかった。「自衛隊で鍛えた体力を人命救助に役立てる」。やる気をみなぎらせた。

カテゴリー:福島第一原発事故

自衛官から消防士に転身した宍戸さん

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