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県内の復興支える 福島 ウルトラ警察隊入県式

本県勤務に意欲を燃やす(左から)稲吉、佐藤、江口の各氏

 全国34都道府県警から福島県警に平成28年度に新たに特別出向した警察官「ウルトラ警察隊」103人の入県式は13日、福島市の県警察学校で行われた。県内勤務を志願した警察官が、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を支えることを誓った。

 兵庫県警から出向した稲吉徹巡査部長(33)=双葉署=は兵庫県西宮市出身。小学6年の時に阪神大震災で被災し、祖父母の自宅が全壊した。当時、兵庫県警の警察官だった父親が震災対応に奔走する姿を見て警察官を志した。「被災を経験しているだけに、避難者の気持ちに寄り添った活動がしたい」と意気込んでいる。
 警視庁から出向した江口大輔警部補(38)=県警本部災害対策課特別警ら隊相双分駐隊=は5年前の震災発生時に応援で県内に派遣されて以来の勤務。「今なお、避難生活を強いられている県民の力になりたい」と決意を新たにする。埼玉県警から出向した佐藤将警部補(38)=南相馬署=も「被災地のために何か役に立ちたいとの思いで出向を希望した」と語った。

■県民の期待に応えて 石田県警本部長が訓示
 ウルトラ警察隊の入県式では石田勝彦県警本部長が特別出向者代表の佐藤警部補に辞令を手渡し、「被災地の安全・安心を守り、県民の期待に応えてほしい」と訓示した。
 渋佐克之県公安委員長、内堀雅雄知事、杉山純一県議会議長が激励。江口警部補が「不撓(ふとう)不屈の精神で職務に励みます」と決意表明した。
 28年度は27年度からの継続出向者37人を加え、140人体制となった。今月1日付で県内各署や県警本部災害対策課特別警ら隊、機動捜査隊、交通機動隊に着任し、被災地の警戒活動などに当たっている。

カテゴリー:福島第一原発事故

入県式に臨む全国からの特別出向者

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