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大熊で本格輸送開始 除染廃棄物中間貯蔵 年度内に1万3500立方メートル

仮置き場でトラックに積まれる除染廃棄物の袋=大熊町大川原

 環境省は18日に東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物の中間貯蔵施設予定地への本格輸送を開始した。初日は大熊町大川原地区の南平仮置き場から町内の施設予定地内の保管場へ24立方メートルを搬入した。平成28年度内に南平仮置き場から約1万3500立方メートルを運ぶ。
 井上信治環境副大臣、渡辺利綱町長が作業に立ち会った。井上氏は「節目の一日。安全、安心な輸送が最重要だ」、渡辺町長は「廃棄物の搬出で復興へ弾みがつく」とそれぞれ述べた。作業員がクレーン車で汚染土壌などが入った袋を慎重につり上げ、10トントラックに積載。カバーをかぶせてベルトで固定後に運び出した。
 環境省によると、輸送車両は4台程度で1台につき1日4往復する予定。衛星利用測位システム(GPS)で車両の位置情報を管理する。
 中間貯蔵施設の用地交渉で契約に至ったのは3月末時点、2365人中83人にとどまっている。南平仮置き場以外の本格輸送計画は未定のままだ。用地交渉について井上氏は「丁寧に、かつスピードアップを図りたい」と述べた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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