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汚染水のトリチウム処分 慎重議論求める 評議会で関係者

 政府が東京電力福島第一原発での廃炉作業や汚染水対策を進める上で地元の意見を聞く場の「廃炉・汚染水対策福島評議会」の第11回会合は20日、郡山市のホテルハマツで開かれた。出席者からは汚染水浄化後に残る放射性トリチウムの処分方法について、県民の理解を得ながら慎重に議論を進めるよう求める意見が相次いだ。
 政府は、19日にトリチウムの処分方法の中で海洋放出が最も短期間で低費用との試算結果を初めて提示している。福島評議会では、出席した鈴木正晃副知事が「(トリチウムの処分方法の)選択肢を検討することは否定しない」とした上で「風評などに大きな影響を与えるので、県民の理解を得られるよう慎重に議論を進めてほしい」と要請した。野崎哲県漁連会長は「法律だけでなく、環境学的な視野を踏まえて議論を進めるべき」と述べた。
 議長を務めた高木陽介経済産業副大臣は「あくまでも試算結果。意見をしっかり聞きながら議論を進めたい」とした。
 会議には政府や県、第一原発周辺の市町村、農林水産業や商工業団体の代表者ら約40人が出席した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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