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ロボ産業拠点は南相馬 浪江にドローン離着陸場 県決定

 国と県が共同で進める福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想で、県はロボット産業の拠点施設「ロボットテストフィールド」と国際産学官共同利用施設を南相馬市原町区、テストフィールドに付随する小型無人機(ドローン)離着陸訓練場を浪江町に整備する。県庁で20日に開いた復興推進本部会議で決めた。
 大規模災害や物流、生活基盤点検などに対応する陸・水・空のロボットの国内開発拠点とする計画で、平成28年度内の着工を目指す。29年度までの2年間で国の補助金約135億円を投じる。
 テストフィールドは南相馬市が福島再生加速化交付金で造成している復興工業団地(原町区萱浜地区)の約45~55ヘクタールに整備する。産学官共同利用施設はロボットの加工・試験場や研究者の宿泊棟などを備え、研究者らが研究室とテストフィールドを歩いて行き来できるよう併設する。
 ドローン離着陸訓練場は浪江町棚塩地区にある東北電力浪江・小高原発旧建設予定地約130ヘクタールのうち、6ヘクタールに整備する。東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示解除準備区域に設定されているが、政府は29年3月までに解除する方針。13キロ以上離れたテストフィールドとの間で物流の試験飛行などを実施する。
 会議で内堀雅雄知事は「世界に誇れる『メードイン福島』のロボット技術や製品が生み出されることを期待する」と述べた。
 整備候補地を巡っては、南相馬と浪江を含む5市町村から設置要望があったが、用地面積や生活基盤の整備状況、地元企業との連携などを考慮し最終決定した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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