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「までいな発電所」落成 「太陽光」運転開始 飯舘の牧草地

牧草地だった斜面に敷き詰められた太陽光パネル

 東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村などが出資する出力1万キロワットの大規模太陽光発電施設「いいたてまでいな太陽光発電所」が運転を開始した。落成式が22日、同村の臼石小で行われ、関係者が復興のシンボルとする誓いを新たにした。
 村や設計、施工を担った東光電気工事(本社・東京)の社員ら約70人が出席した。施設を運営する「いいたてまでいな太陽光発電」の青木宏明社長、菅野典雄村長、東光電気工事の馬田栄社長らがあいさつし、テープカットで完成を祝った。
 見学会では菅野村長らが西サイトに設けられた高さ約8メートルの展望台から一面に広がる太陽光パネルを眺めた。菅野村長は「再生エネルギーの活用は復興への大きな力になる。資金源としても大切にしたい」と話した。
 発電所は村が4千万円、東光電気工事が5千万円を出資。居住制限区域の飯樋行政区にあった村有の牧草地約14ヘクタールに、総工費約35億円で建設した。3月25日から稼働しており、20年間にわたり買い取り価格1キロワット当たり40円(税別)で東北電力に売電する。村は20年間で土地の借地料、配当金など約12億円の収入を見込み、復興施策の財源に充てる。見学などで学校の環境教育にも役立てる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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