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徳一に学ぶ復興 県立博物館で会津×奈良シンポ

会津と奈良の関わりを語る(右から)赤坂館長、佐藤会長、西山教授

 会津と奈良を結ぶ第3回シンポジウムは24日、県内で初めて会津若松市の県立博物館で開かれた。約1200年前に磐梯町に慧日寺を開いた奈良の高僧・徳一菩薩(ぼさつ)に光を当て「仏都会津」の礎を築くまでの足跡をたどった。
 これまで奈良で2回開催されており、今回は「ご存じですか?会津×奈良の絆」のテーマで催された。第1部は徳一について研究する奈良の薬師寺僧侶高次喜勝(たかつぎ・きしょう)さんが基調講演した。
 高次さんは、徳一の生没年や会津に行き着いた経緯などは不明とした上で「磐梯山噴火で苦しむ人々に寄り添うため、使命感を持って会津を訪れ仏教を広めた」と考えを述べた。
 第2部は赤坂憲雄県立博物館長、佐藤弥右衛門大和川酒造店会長、西山厚帝塚山大教授が二都の歴史的つながりについてのパネルディスカッションを繰り広げた。3氏は徳一が噴火後に取った行動を考察することで東日本大震災からの復興の手掛かりが見つかるのではないか-など、それぞれの立場で意見を述べた。
 シンポジウムは奈良の「奈良と会津1200年の絆実行委員会」の主催、会津地方の有志でつくる「会津と奈良いにしえの絆継承委員会」の共催。4回目は今秋、奈良市で開かれる予定。

カテゴリー:福島第一原発事故

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