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一部再開、憩いの場に 原発事故で休館 葛尾の「せせらぎ荘」

震災と原発事故以来、5年2カ月ぶりに一部再開した「せせらぎ荘」

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で休館となっていた葛尾村の宿泊交流館「みどりの里 せせらぎ荘」の一部が11日、業務を始めた。村民らの交流サロンとして入浴や憩いの場に活用する。
 せせらぎ荘は避難指示解除準備区域の落合地区にある。平成14年7月に入浴と宿泊ができる施設としてオープンし、年間約4万人が利用していた。
 震災時の地震で天井が剥がれ落ち、床暖房設備などが壊れた。復興庁の交付金約1億6000万円で改修した。チームせせらぎ・ウィッツグループが管理する。宿泊室7部屋と交流室、食堂、談話室、入浴室などを完備しており、平成29年度中の食事・宿泊業務の再開を目指している。
 施設利用は原則、葛尾村民が対象で料金は無料。開館時間は午前10時から午後4時まで。定休は金曜日。
 同日行われたオープニングセレモニーでは松本允秀村長が「復興のシンボルの再開により、村の再生が加速されると信じている」とあいさつした。館内を見学した村行政区長会の鎌田毅会長(73)は「結婚式や法事に利用するなど地域住民の憩いの場だった。一日も早くにぎわいを取り戻してもらいたい」と声を弾ませた。

カテゴリー:福島第一原発事故

修繕された施設内を見学する松本村長(右から2人目)ら

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