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炉心溶融隠し 県議会、東電に抗議

林副代表と面会する杉山議長(中央)。右は満山副議長

 東京電力が福島第一原発事故直後、炉心溶融していたにもかかわらず炉心損傷と説明していた問題で、県議会は20日、東電に「県民をあざむく行為であり、非常に遺憾」と抗議した。
 杉山純一議長、満山喜一副議長が第三者検証委員会の検証結果報告のため県庁を訪れた東電の林孝之福島復興本社副代表と面会した。杉山議長は「報告書にある社長の指示が事実ならば事案の矮小(わいしょう)化だ。住民の安全・安心や命に関わる問題で、東電と県民の認識のずれを感じる」と批判。溶融に関する当時の社内基準の有無などを検証し、対応策を速やかに報告するよう要請した。
 林副代表は「県民に非常な不安や心配をお掛けし、深くおわびする」と謝罪し、報告書を精査した上で対策を報告すると述べた。

■社民県連も抗議徹底検証求める

 社民党県連も20日、東京電力に「隠蔽(いんぺい)体質に改めて憤りを覚える」と抗議した。
 第三者検証委員会の報告書の内容について「公平性を装いながら当事者だけに都合の良い内容。東電の欺瞞(ぎまん)を感じる」と指摘した。報告書に関する詳しい説明や、部外に第三者機関を設置しての徹底検証などを求めた。
 小川右善代表、鈴木利之幹事長、佐藤龍彦副幹事長が福島市の東電福島復興本社を訪れ、林孝之副代表に抗議文を手渡した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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