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福島復興 世界に発信 内堀知事、米シンクタンクで講演

復興支援への感謝を示す内堀知事=駐米日本大使公邸

 【米・ワシントンで山崎理史記者】訪米中の内堀雅雄知事は17日午後(日本時間18日午前)、米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」で講演した。2020(平成32)年東京五輪・パラリンピックに向け、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指して挑戦を続ける考えを世界に発信した。
 CSISは超党派のシンクタンクとして世界各国の研究者が所属し、歴代の米政権にさまざまな政策を提言している。道府県知事の講演は初めてで、CSIS研究者や米政府関係者約80人が出席した。
 内堀知事は「2047日後の福島」と題して約40分間、英語で講演した。避難者数など福島の現状をデータを用いて紹介し、「福島県の復興の針は着実に動いていることを知ってほしい。東京五輪が開かれる2020年には福島の復興を全世界の人々と共有できるはずだ」と強調した。
 講演後、報道陣の取材に応え、「震災後、県知事が米本土に来たことはない。米政府と国民に感謝の気持ちを届けるとともに、福島の現状を率直に伝え、農林水産物の輸入規制解除や訪日外国人客の増加につなげたい」と語った。
 司会を務めたシャロン・スクアソーニCSIS上席研究員は福島民報社の取材に対し「講演を聞き、福島の人が希望を持って元気に頑張っていると分かった。再生可能エネルギー100%導入など大胆なビジョンを持って取り組んでいることは素晴らしい」と述べた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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