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訪米中の内堀知事、「トモダチイニシアチブ」副会長と懇談

バサラ氏に起き上がり小法師を手渡す内堀知事(左)

【米・ワシントン、ニューヨークで山崎理史記者】訪米中の内堀雅雄知事は18日午前(日本時間同日深夜)、官民組織「トモダチ イニシアチブ」を設立し復興支援に取り組む米日カウンシル-ジャパンのスザンヌ・バサラ副会長兼最高執行責任者(COO)とワシントンのホテルで懇談し、支援活動の継続を確認した。

■人材交流事業に感謝

 内堀知事は懇談で、東北地方などで日米の若者の人材交流を展開している米日カウンシルの活動に感謝を伝えた。バサラ氏は「福島の若者のために何ができるかを教えてほしい」と述べ、支援の継続を約束した。
 内堀知事は席上、バサラ氏に米国旗と県旗があしらわれた起き上がり小法師(こぼし)を贈った。
 米日カウンシルは東日本大震災後、在日米国大使館と共同で官民組織を設立し、福島の高校生の米国派遣や地域のリーダー育成に取り組んでいる。260万ドルの復興基金を設け、国内のNPO団体を支援している。

■風評払拭取り組み発信 知事、ワシントンで記者会見

 内堀知事は18日午前(日本時間同日深夜)、ワシントンのナショナル・プレス・クラブで記者会見し、復興の現状や風評払拭(ふっしょく)への取り組みを発信した。
 内堀知事は冒頭、「科学的なデータに基づく正確な情報発信を通じて風評を払拭することが重要だ」と述べた。再生可能エネルギーやロボット産業を中心に復興を推し進める考えも強調した。米政府関係者らとの会談を通しての感想として「福島の現状について否定的な印象は抱いていないと感じた。再エネやロボットなど県内の先進的な取り組みに驚いた人も多かった」と語った。

■ロックコープス交流推進誓う

 世界的音楽イベント「ロックコープス」関係者によるカクテルレセプションは18日夜(日本時間19日午前)、ニューヨークのホテルで開かれ、内堀知事が交流の継続を誓い合った。
 会場には、福島でのボランティア活動の写真や「THANK YOU FUKUSHIMA」と書かれたプレートが掲げられた。スティーブン・グリーンロックコープス最高経営責任者(CEO)が日本語で「日本で開催できたのは福島のおかげ」と感謝の言葉を述べた。内堀知事は「ロックコープスの精神を日本や世界に発信していく」とあいさつし交流を深めた。
 ロックコープスはボランティア参加者にチケットを渡す音楽イベントで、平成17年にニューヨークで初開催後、世界各国で40回以上開かれている。国内では復興支援として26年から3年連続で福島市のあづま総合体育館で開かれ、9月のイベントには県民ら約4000人が参加した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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