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国内派遣始まる ふくしま復興大使

小林社長(左)からマツタケの話を聞く(右から)古関さん、秋田さん、我妻さん

 福島民報社が委嘱した平成28年度「ふくしま復興大使」の国内派遣が始まった。第1陣の高校生3人は29日、ユニークな販売スタイルで売り上げを伸ばす長野県伊那市の農産物直売所を訪れた。
 復興大使は我妻史人さん(17)=郡山市、あさか開成高2年=、秋田凱斗さん(17)=平田村、小野高2年=、古関優花さん(18)=福島市、福島明成高3年=。福島民報社広告局営業部の廉野健洋副部長らと共に産直市場グリーンファームの小林啓治社長(45)から説明を受けた。
 グリーンファームは平成6年、小さな鉄骨造りの倉庫から始まった。規格外の大きさや傷などで流通できない野菜を地元農家から集めて販売している。マツタケをはじめとするキノコ類、花などにも力を入れ、地域で親しまれる昆虫の珍味、骨董(こっとう)品などさまざまな商品を扱っている。
 従業員は70人、商品を出荷する生産者会員は2千人を超え、年商は10億円に迫る。熊やヤギなどの動物を見学できるコーナーもあり、週末を中心に大勢の家族連れでにぎわっている。
 小林社長は「他にはない面白さを追い求めている。ノーと言わないことがモットー」と復興大使に伝えた。復興大使は30日に帰福する。
 復興大使の派遣は福島民報社復興戦略事業の一環として平成24年度から続けている。5年目の28年度は中学生、高校生、専門学校生合わせて15人を大使に委嘱した。国内5コースで古里の明るい未来を築くための学びを深めてもらう。

カテゴリー:福島第一原発事故

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