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中間貯蔵施設の本体工事着手 双葉、大熊

大熊町で始まった中間貯蔵施設の本体工事=15日午前11時25分ごろ

 環境省は15日、双葉、大熊両町で、東京電力福島第一原発事故に伴い県内で出た除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の本体工事に着手した。両町に除染廃棄物を搬入して重量や放射線量などを測定し分別する「受け入れ・分別施設」と、廃棄物を長期間保管する「土壌貯蔵施設」をそれぞれ整備する。本体施設の工事は初めて。
 中間貯蔵施設は、両町にまたがる福島第一原発を囲む約1600ヘクタールの敷地に建設し、最大で約2200万立方メートルの廃棄物を保管する。
 着工したのは、このうちの両町約7ヘクタールずつで、双葉町では分別施設、貯蔵施設とも郡山地区に、大熊町では分別施設が小入野地区、貯蔵施設が小入野地区と夫沢地区にまたがってそれぞれ整備される。
 環境省は平成29年秋ごろ貯蔵施設の運用開始を目指しており、その前に分別施設を完成させ試運転を始める予定。
 初日は環境省の発注を受けた業者が建設場所の放射線量低減のため草刈りや重機を使った表面の土を剥ぎ取る作業を行った。
 環境省は10月末時点で、中間貯蔵施設の建設予定地の地権者2360人のうち445人と契約し、予定面積の約10.6%に当たる約170ヘクタールを取得した。予定地内に設けた保管場には既に一部の除染廃棄物が搬入されている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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