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出場志願選手集う 避難区域設定市町村の各チーム

ふくしま駅伝で絆を確認し合った大熊町の中高生メンバー

 東京電力福島第一原発事故の避難区域が設定されている市町村は選手が避難先などから集まり、古里の仲間との絆を確かめ合いながらタスキをつないだ。

 避難が続いている市町村では合同練習の時間が取れなかったり、チームワークの強化に時間がかかるなどのハンディを負う。だが、古里のために走ろうと出場を志願する中高校生も多い。茨城県阿見町から駆け付けた大熊町の3区三瓶優成選手(15)=阿見中3年=は「普段は同級生になかなか会えない。交流の機会になっている」と話した。
 川俣町の12区鴫原廉選手(16)=福島東高2年=は原発事故に伴い住民が避難している町内山木屋地区から唯一出場した。「地区を代表して参加できて光栄」と白い歯を見せた。
 家族6人で福島市に避難している。陸上部に所属しているが、駅伝で長い距離を走るのは初めて。沿道の応援を受けて走り抜いた。「離れて生活している住民に元気な姿を伝えられた」と頬を緩めた。
 沿道では避難区域の首長、市町村議をはじめ保護者、競技関係者らが一丸となって古里のために汗を流す選手を懸命に応援した。

カテゴリー:福島第一原発事故

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