東日本大震災

「明日に挑む-芽吹く福島の力」アーカイブ

(47)技を極める 魅力伝え質高める

陶器を前にフランスの芸術家らと交流する陶(右)
 「とても美しい」。外側と内側が二重構造になっている大堀相馬焼独特の「二重(ふたえ)湯飲み」が出来上がると、来場者から感嘆の声が漏れた。  フランス南部の街バンドールで平成24年4月に開かれた芸術イベント。浪江町の大堀相馬焼・陶徳(すえとく)窯の11...[記事全文

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(46)技を極める 大堀相馬焼つなぐ

郡山市に開いた工房で大堀相馬焼きの皿を作る陶
 その工房は郡山市田村町の住宅街の一角にひっそりとたたずむ。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で、浪江町大堀地区から移転した大堀相馬焼の陶徳(すえとく)窯。江戸時代から続く歴史を新たな場所でつないでいく。  かつてテント製造会社の倉庫として...[記事全文

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(45)技を極める ITをがん治療に

会津若松市で開かれたテデックスで司会を務める会津大生。アイズ・ジャパンが運営を支えた
 会津若松市のIT企業「Eyes,JAPAN(アイズ・ジャパン)」は医療分野にも業務を広げている。  唾液内のタンパク質の成分を調べ、微小ながん細胞がある部分を特定して早期の治療につなげるシステム開発だ。信州大医学部(長野県)と平成27年度に共同研究...[記事全文

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(44)技を極める 地元の人材生かす

プログラミング言語が書かれた紙ナプキン。会津大の食堂に置いてある
 会津若松市のIT企業「Eyes,JAPAN(アイズ・ジャパン)」の社長山寺純(48)は1枚の紙ナプキンをつまんで見せた。「これも人材集めの一つなんですよ」。アルファベットや記号が縦横に並んでいる。一見して何か意味があるとは思えない。だが、コンピュー...[記事全文

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(43)技を極める ITゼロから出発

後輪部分に浮かび上がった画像を解説する山寺
 「きれいでしょう」。会津若松市のIT企業「Eyes,JAPAN(アイズ・ジャパン)」社長の山寺純(48)が自転車のペダルをこぐと、後輪部分に富士山の絵が鮮やかに浮かび上がった。  浮世絵の人物画や忍者も登場し、続いて「SOS」「Eyes,JAPAN...[記事全文

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(42)技を極める 世界中から医師を

スカイパークの活用について斎藤と語り合う朴(左)
 平成23年3月11日、東日本大震災。医療機器開発・販売業イービーエム社長の朴栄光(34)は米国アリゾナ州の空港にいた。出会った人が自分に興味を持ってくれるようにと、かつてパイロット免許を取得した。操縦技術を磨くための渡米だった。  テレビに映った日...[記事全文

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(41)技を極める 苦しむ人救いたい

ビートを使って心臓手術の訓練に励む若手外科医
 福島市に心臓外科手術の訓練施設を設けた医療機器開発・販売業イービーエムの社長朴栄光(34)は東京都中央区月島に生まれた。幼い頃から工作好きで将来は科学の研究者を夢見ていた。  家庭は裕福でなかった。教育熱心だった母親が近くの築地市場で働き息子の学費...[記事全文

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(40)技を極める 最先端の医療発信

心臓の動きをまねたビートの改良に向け、研究を重ねる朴
 1階はガラス張り、2階は白壁。しゃれた外観は一見、建築事務所のオフィスを思わせる。  福島市野田町の住宅街に9月、開所した「イービーエムふくしま製造開発センターFIST」は、医療機器の開発・販売を手掛けるイービーエム(本社・東京)が運営している。心...[記事全文

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(39)技を極める 異業種からも注目

伊勢志摩サミットで展示された妖精の羽のドレスとストール(右手前)
 一本の電話が川俣町の斎栄織物常務を務める斎藤栄太(35)の心をときめかせた。相手は徳島県の徳島大医学部の関係者だった。再生医療への応用が期待されるiPS細胞の研究に、同社が開発した世界一薄く軽やかな絹織物「妖精の羽(フェアリー・フェザー)」を使いた...[記事全文

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(38)技を極める 危機感背中押した

斎栄織物の工場内。絹糸をつむぐ機械が動き続ける
 川俣町の斎栄織物はイタリアの大手ブランド「ジョルジオ・アルマーニ」との取引を成功させ、常務の斎藤栄太(35)は業界で生き抜く自信を付けた。その陰で平成20年からひそかに進めていたプロジェクトがあった。世界一薄い絹織物「妖精の羽(フェアリー・フェザー...[記事全文

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(37)技を極める 世界一の絹 「ともしび」守る

世界一薄い絹織物「妖精の羽」。斎藤は伝統産業復活の切り札と期待する
 その羽は今、福島から世界に大きく舞い上がろうとしている。川俣町の斎栄織物が開発した絹織物「妖精の羽(フェアリー・フェザー)」。世界一薄く軽やかな風合いの生地はファッション界はもとより、医療や科学分野からも「未来の新素材」として注目を集めている。  ...[記事全文

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(36)取り組み一層拡大

会津伝統野菜を次代につなぎたい。種を手に笑顔を見せる生徒たち
 「ぼくたちの作った会津小菊かぼちゃ、余蒔(よまき)きゅうりです。ぜひ味わってください」  会津坂下町の会津農林高農業園芸科野菜専攻班の生徒は町内外のイベントなどに積極的に参加し、会津伝統野菜の魅力を広く発信している。  会津若松市のリオン・ドール会...[記事全文

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(35)地元の味、全国に

生徒たちが育てた会津小菊かぼちゃ(奥)と余蒔きゅうり
 会津伝統野菜の栽培に励む会津坂下町の会津農林高農業園芸科野菜専攻班の生徒19人には、かけがえのない「パートナー」がいる。会津小菊かぼちゃの生産を続けている会津若松市門田町飯寺の農業長谷川純一(45)だ。  会津小菊かぼちゃは地元で「にいでらかぼちゃ...[記事全文

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(34)会津伝統野菜を守る

ビニールハウスで荒久田茎立の花粉を飛ばす生徒たち
 野菜は列車の音を聞いて育つ。  会津坂下町中心部のJR会津坂下駅近くにある会津農林高の敷地内にはビニールハウスが立ち並ぶ。中では黄色い花を付けた会津伝統野菜の荒久田茎立(あらくだくきたち)が育つ。はるか昔から代々、種を取り次代につないできた。農業園...[記事全文

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(33)TPP発効に備え

「相馬土垂」を手にする菊地。今年から本格的な栽培に乗り出す
 相馬土垂(どだれ)。20年ほど前まで、相馬地方などで栽培されていたサトイモの在来種だ。味は大きく変わらないが形が細長い。相馬市の大野村農園代表を務める菊地将兵(30)は今年、消えかけていた伝統野菜の本格的な栽培に乗り出す。  一部の農家によって、昭...[記事全文

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(32)60人の後継者育成

 研修生の吾妻に野菜の栽培方法を指導する菊地(右)
 相馬市の大野村農園代表を務める菊地将兵(30)は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から2カ月後に帰郷し、農業を始めた。当時の厳しい状況を忘れることができない。  市内の農地の約4割に上る約1200ヘクタールが津波被害を受けた。原発事故の風評の影...[記事全文

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(31)極上の卵を届ける

地元産の餌にこだわって純国産鶏「岡崎おうはん」を飼育している菊地
 相馬市北部の山あいにある大坪地区。のどかな田園風景が広がる一角に、大野村農園代表・菊地将兵(30)の管理する養鶏小屋がある。  午前6時に決まって顔を出す。自由に駆け回る約320羽のニワトリに餌や水を与える。飼育しているのは純国産鶏の卵肉兼用種「岡...[記事全文

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(30)未来の花形産業に

大野農園のキッチンカー「オラゲーノ」。フルーツピザが人気だ
 石川町赤羽の大野農園は従来の枠にとどまらない農業の新たなスタイルを模索している。自家栽培の果物を使ったピザを調理、販売するキッチンカー「オラゲーノ」もその1つだ。  約1000万円かけてトラックを改修した。調理器具を取り付け、目を引くデザインを施...[記事全文

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(29)6次化 理想を追求

大野農園の事務所に並ぶジュースやジャム。パッケージに工夫を凝らしている
 ジュース、ジャム、ビール...。石川町赤羽にある大野農園の事務所には、自家栽培の果物を原料にしたさまざまな加工品が並ぶ。社長の大野栄峰(よしたか)(32)はパッケージデザインに気を配り、世に送り出した6次化商品の一つ一つを優しく見詰める。  農業の...[記事全文

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(28)モデルから農園へ

果樹畑でリンゴの木の状態を確かめる大野
 モモやリンゴ、ナシの木が並ぶ8ヘクタールの果樹畑を春風が優しく駆け抜ける。  石川町赤羽の大野農園。数人のスタッフがバーベキューの道具を手際よくそろえていく。16日から5月8日までの週末や祝日に開く「農園花見」に向けた準備だ。家族連れ、仲間同士で今...[記事全文

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(27)東和と世界を結ぶ

作業場でイチゴ大福作りに励む菅野(右)
 二本松市東和地域の農業法人「きぼうのたねカンパニー」代表を務める菅野(すげの)瑞穂(28)は農産物の生産にとどまらず、食品加工も手掛けている。  自宅隣にある作業場で有機栽培のイチゴを使った大福作りに精を出す。冬から春にかけての限定商品で、自家製の...[記事全文

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(26)安全訴え販路拡大

地元産の新鮮な農産物が並ぶ道の駅「ふくしま東和」
 古里の野山を駆け回り大きくなった。二本松市の農業法人「きぼうのたねカンパニー」代表を務める菅野(すげの)瑞穂(28)にとって、市内東和地域の緑あふれる里山は心の原風景そのものだ。  専業農家の長女に生まれた活発な少女は安達高に進学した。カヌー部に在...[記事全文

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(25)無農薬野菜 全国に

農業体験の大学生とともに、ビニールハウス内でレタスの種をまく菅野(右)
 「大きく育って」「収穫の日が楽しみだ」。山々に囲まれた二本松市東和地域の畑に、若者の声が響く。  地元の農業法人「きぼうのたねカンパニー」が実施している農業体験ツアーだ。3月には2泊3日の日程で明星大(東京都)の学生5人が訪れ、ビニールハウス内にレ...[記事全文

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(24)古里の農地 次代に

フロンティアひろのの事務所で農家の仲間と情報交換する横田(中央)
 広野町上北迫の農業横田和希(35)は毎朝5時に起床する。午前6時半には、米作りなどを手掛ける町内の農業法人「フロンティアひろの」の事務所に立ち寄る。「今年は暖かい日が続くが、農作物に影響はないか」「コメの価格の見通しはどうか」。朝刊に目を通しながら...[記事全文

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(23)誠実に作り続ける

自動種まき機に種もみを入れる横田
 今月下旬に迫った田植えに向け、土を耕す。種もみを用意し、発芽を促す。毎年春、繰り返される神聖な「儀式」だ。黙々と作業を続ける広野町上北迫の農業横田和希(35)の脳裏にはふと、苦しかったあの時の思い出がよぎる。  東日本大震災と東京電力福島第一原発...[記事全文

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(22)広野で勝負 農業再生の力に

震災後5回目となる田植えを心待ちにする横田
 春風がやさしく、真っ黒な土をなでた。まるでゆっくりと、大地の恵みを育む養分を注ぎ込むかのように。  広野町上北迫の農業横田和希(35)は1カ月後に田植えを控えた田んぼで、あぜ道や水路の手入れなどに汗を流す。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、...[記事全文

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(21)自分の手でつくる

 フリースペースの開設予定地で、にぎわいづくりの構想を練る丑木
■会津若松市 Like会津実行委員会(下)  ファッションショーが人と人、人と街なかの店舗を新たに結び付けた。  会津若松市の若手経済人らでつくるLike(ライク)会津実行委員会が昨年5月に開いた「Runway(ランウェイ)コレクション」。モデルを務...[記事全文

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(20)街なかに人を呼ぶ

昨年5月に初めて開いたファッションショー。目標を上回る約350人の観客を集めた
■会津若松市 Like会津実行委員会(上)  「秋のハロウィーンの仮装コンテストはどうか」「音楽フェスティバルを開こう」  会津若松市の若手経済人らでつくるLike(ライク)会津実行委員会の役員が、市内上町の冠婚葬祭場に集まった。新年企画の打ち合わせ...[記事全文

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(19)飯坂小唄が結ぶ絆

「観光客を取り戻したい」と、だ●べした~ずが活動する飯坂温泉の駅前 ※●は温泉マーク
■福島市 飯坂だ●べした~ず(下)  「また一緒に演奏しましょう」  福島市の旧堀切邸で平成24年7月に開かれた伝統芸能の祭典。民謡を唄う活動を1人で続けていた佐藤木綿子(ゆうこ)(21)=福島学院大3年=は三味線ユニット「飯坂だ●べした~ず」と初め...[記事全文

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(18)にぎわいもう一度

温泉街の活性化のため立ち上がった飯坂だ●べした~ず。左から和田、畠、佐藤、柳沼 ※●は温泉マーク
■福島市 飯坂だ●べした~ず(上)  「さて、よらんしょ、こらんしょ、まわらんしょ。ささか、さかさか、飯坂へ」  福島市の飯坂温泉に、三味線ユニット「飯坂だ●べした~ず」の張りのある民謡と軽快な演奏が響く。三味線を弾くのは和田一成(40)=ほりえや旅...[記事全文

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(17)移住増やす契機に

ジョセササイズの基本動作などをまとめた冊子
■西会津町 日本ジョセササイズ協会(下)  「いい運動になる」「面白いね」  西会津町の雪深い山間部で昨年2月、若者が夢中でスコップを動かしていた。除雪ボランティアとして町内を訪れた東京都の駒沢女子大生13人だ。雪かきを運動として楽しむ取り組みを進め...[記事全文

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(16)労働を魅力に転換

全国サミットに向けアイデアを出し合う鈴木(左から2人目)ら協会のメンバー
■西会津町 日本ジョセササイズ協会(上)  「除雪は面白い。それをどうやって伝えようか」。西会津町の西会津国際芸術村。ストーブを囲みながら、日本ジョセササイズ協会のメンバーが意見を交わす。  2月に町内で開く初の全国サミットに向けた打ち合わせだ。町民...[記事全文

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(15)知恵出し合い前へ

南会津冒険王プロジェクトで地元の自然の魅力を伝える向後(左)
■南会津町ひのきスポーツクラブ 向後隼平さん 30 (下)  果たして事業を続けていけるのか。南会津町田島地域のNPO法人ひのきスポーツクラブのマネジャーを務める向後隼平(こうご・じゅんぺい)(30)は頭を抱えた。  中・浜通りの親子を招き、自然の中...[記事全文

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(14)つながるきっかけ

 幅広い世代が餅つきなどで交流した大感謝祭
■南会津町ひのきスポーツクラブ 向後隼平さん 30 (中)  地域に密着した活動を展開し、住民同士の絆を強めたい-。  南会津町田島地域のNPO法人ひのきスポーツクラブマネジャーを務める向後隼平(こうご・じゅんぺい)(30)は、少子高齢化が進む地域の...[記事全文

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(13)住民同士の絆育む

南会津の子どもたちにスポーツを指導する向後(中央)
■南会津町ひのきスポーツクラブ 向後隼平さん 30 (上)  「お父さん、お母さん、見てよ」。南会津町田島地域の西部にある桧沢地区。周りを雪に覆われた桧沢小体育館に黄色い歓声が響き渡る。  NPO法人ひのきスポーツクラブが月2回開いている「スポーツ☆...[記事全文

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(12)農業は強くなれる

寺山と梨畑を回り、収穫の日に思いをはせる馬場(右)=須賀川市の阿部農縁
■郡山市コンセプト・ヴィレッジ社長 馬場大治さん 28 (下)  「おいしい梨がたくさん実るといいですね」。県産農産物の商品開発などを手掛けるコンセプト・ヴィレッジ社長の馬場大治(だいち)(28)は須賀川市の阿部農縁(のうえん)を訪れた。経営者の寺山...[記事全文

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(11)「こだわり」を掲載

 「シェフのトマトハンバーグ 福島野菜のソテーを添えて」。掛け紙には生産者の思いやこだわりを掲載している
■郡山市コンセプト・ヴィレッジ社長 馬場大治さん 28 (中)  ウクライナに答えはなかった-。  県産農産物の商品開発などを手掛けるコンセプト・ヴィレッジを創業した馬場大治(だいち)(28)。平成25年、福島大が運営していた人材育成プロジェクト「ふ...[記事全文

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(10)商品の物語伝える

郡山市のオフィスで、パッケージデザインを担当したジャムの瓶詰を手にする馬場
■郡山市コンセプト・ヴィレッジ社長 馬場大治さん 28 (上)  郡山市富田町のマンションの一室。小さなオフィスには大きな夢が詰まっている。  県産農産物の商品開発やパッケージデザインなどを手掛けるコンセプト・ヴィレッジ。社長を務める馬場大治(だいち...[記事全文

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(9)貴重なパートナー

遠野高の生徒が運営に携わり校庭で催された昨年の満月祭
■いわき市 遠野高生徒会・家庭クラブ(下)  いわき市遠野町の遠野高は小さな集落にある。生徒には住民に対する思いが強く芽生える。地域に密着した生徒会活動が盛んだ。  毎年秋、校庭で開かれる満月祭。子どもからお年寄りまで、月見と地元特産の遠野和紙ででき...[記事全文

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(8)新たな古里産品に

オートキャンプ場まつりで菊芋マドレーヌを販売する生徒
■いわき市 遠野高生徒会・家庭クラブ(中)  いわき市の遠野高校長を務める森田晶代(58)は平成25年4月に着任した。市南西部に広がる静かな山あいの地域は子どもよりお年寄りの姿が目立ち、元気を失いかけているようにも見えた。  東京電力福島第一原発事故...[記事全文

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(7)遠野を売り込む

札幌キャラバンの練習に励む藤森(前列左から3人目)ら遠野高生
■いわき市 遠野高生徒会・家庭クラブ(上)  いわき市の山あいに広がる遠野町。冬休み期間中の8日、遠野高の生徒が次々と校門をくぐった。  地域の魅力を発信し、福島の安全をアピールするため、12、13の両日、北海道で繰り広げる札幌キャラバンの打ち合わせ...[記事全文

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(6)未来へ人育てたい

  小高商高で生徒にコンピュータープログラミングを教える森山(右)
■南相馬市ITシステムエンジニア 森山貴士さん 29 (下)  復興に貢献したいと南相馬市に移り住んだITシステムエンジニア森山貴士(29)は市内鹿島区の仮設住宅で暮らしている。朝夕、避難生活を送る住民と顔を合わせ、市の将来に思いをはせる。「地域の未...[記事全文

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(5)住みたくなる街に

今月中旬に創刊されるフリーペーパー「小高の少数力」
■南相馬市ITシステムエンジニア 森山貴士さん 29 (中)  東京電力福島第一原発事故の避難区域になっている南相馬市小高区。JR小高駅に近い街の中心部に、地域復興に向けさまざまな事業を展開している株式会社「小高ワーカーズベース」がある。  ガラス張...[記事全文

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(4)小高には希望がある

フリーペーパーの発行に向け準備を進める森山(左)
■南相馬市ITシステムエンジニア 森山貴士さん 29 (上)  「『戻ってきてください』なんて言いません」-。  東京電力福島第一原発事故による避難指示解除の目標を今年4月としている南相馬市小高区。大半が古里を離れて暮らす全3280世帯に新年早々、刺...[記事全文

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(3)華やぐその日まで

復興応援隊の活動で児童と郷土料理を味わう小林(右)
■田村市復興応援隊員 小林奈保子さん 28 (下)  仕事始めの4日。田村市船引町の仮設住宅にある市復興応援隊船引事務所はいつにも増して、にぎやかな雰囲気に包まれた。  新人1人をメンバーに迎えた。副長兼広域リーダーを務める小林奈保子(28)は気が引...[記事全文

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(2)「私だからできる」

小林らが活動拠点とする田村市復興応援隊都路事務所
■田村市復興応援隊員 小林奈保子さん 28 (中)  平成23年3月11日、東日本大震災。心が大きく、暗く揺れた。  田村市復興応援隊の小林奈保子(28)は当時、求職中だった。友人と同居していた郡山市八山田のマンションは外壁にひびが走り、室内には窓ガ...[記事全文

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(1)よみがえれ古里 被災者の生活後押し

復興応援隊の活動の充実を願い、神殿に手を合わせる小林(左)と夫・直樹
■田村市復興応援隊員 小林奈保子さん 28 (上)  「実り多い一年になりますように」。そう願うと、かじかんだ両手がぽっと熱を帯びたように思えた。  2日、初詣客でにぎわう田村市船引町の大鏑矢神社。市復興応援隊員を務める小林奈保子(28)は新婚の夫直...[記事全文

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