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新地で8月診療再開 小高赤坂病院、規模を縮小

 東京電力福島第一原発事故の影響で休診している南相馬市小高区の小高赤坂病院は8月、新地町に「新地クリニック」を開設し診療を再開する。精神科、心療内科、内科の3つの診療科目で被災者の心のケアなどを担う。
 小高赤坂病院は精神科の専門病院で精神科、診療内科などの診療科目があり病床数は104床。東日本大震災発生時は非常勤を含む医師5人と看護師、事務職員ら計約80人が勤務し、患者104人が入院していた。原発事故直後も診療を続け、その後、患者は他の病院に転院した。渡辺瑞也院長(74)と事務長以外の職員全員は平成27年3月末で退職した。
 震災当時の入院患者らから再開を求める声が寄せられていたことなどを踏まえ、県の補助を受けクリニックを開設する。昨年12月10日に常磐線の運転が再開し通院の利便性が向上したことや町の後押しで場所を決めた。JR新地駅東側の約15アールの土地に平屋のクリニックを新築する。渡辺院長ら2人で運営し看護師は今後募る。小高赤坂病院は今後も休診する。
 渡辺院長は「以前からの患者にできる範囲で医療を提供したい。複合災害に見舞われた相双地方の住民のメンタルヘルスの力になりたい」と話している。

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