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医療、エネで連携強化 訪独の内堀知事が州首相と会談

内堀知事から贈られた絹織物のストールを身に着けるクラフト州首相(左)

【ドイツ・デュッセルドルフで風間洋本社報道部副部長】ドイツのノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州を訪問している内堀雅雄知事は17日午後(日本時間17日夜)、NRW州政府のハンネローレ・クラフト首相と会談し、再生可能エネルギーや医療機器関連分野での連携を強化することで一致した。
 内堀知事は会談後にクラフト州首相に福島県を訪問するよう要請した。これに対し、クラフト州首相は「訪日する機会があれば、ぜひ福島に行きたい」との考えを示した。
 会談後の記者会見で内堀知事は「首相と初めて会って有意義な意見交換ができた。双方の技術力を高めるために医療機器、再生エネ分野での連携をさらに進めたい」と語った。クラフト州首相は「福島はNRW州にとって重要な存在。これからも絆を強めていきたい」と述べた。
 内堀知事はクラフト州首相に福島民報社の第2回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)で最高賞の知事賞に輝いた川俣町の斎栄織物が開発した絹織物「妖精の羽(フェアリー・フェザー)」のストールを記念品として贈った。クラフト州首相は内堀知事にNRW州の形をした陶器の皿をプレゼントした。
 クラフト州首相は55歳の女性で、平成22年から州政府を率いている。ドイツ社会民主党(SPD)の連邦副代表も務める。同国のメルケル首相に続く女性宰相就任に期待する声もある。
 また、内堀知事は17日午前(日本時間17日午後)、欧州最大の応用研究機関であるドイツのフラウンホーファー研究機構との再生可能エネルギー分野での連携に関する覚書更新の文書に調印した。デュッセルドルフ市内のホテルで、内堀知事と研究機構のハンス・マーティン・ヘニング太陽エネルギーシステム研究所長が覚書に署名した。
 県と研究機構は平成26年2月に覚書を締結し、再生エネ分野の研究に関する情報交換を続けてきた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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