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パイプ挿入できず経路確認作業を中止 第一原発2号機ロボット調査

 東京電力は24日、福島第一原発2号機に残る溶融燃料(燃料デブリ)の位置や状態を把握するロボット調査に向け、ロボットの進入経路を確認する作業を始めたと発表した。格納容器外部から内部につながる管にカメラの付いたパイプを挿入したが、入り口付近までしか入らなかったため作業を中止した。
 東電は原因を調査した上で26日以降に作業を再開する。2月上旬にも始めるとしていたロボット調査の開始時期が遅れる可能性があるという。
 作業は24日午前5時半ごろに開始した。格納容器内の放射性物質の拡散を防ぐために容器外部に設けた装置の管にパイプを差し入れたところ、10センチ程で止まったという。管の入り口から格納容器までは2・4メートルほどある。
 パイプと管の直径はいずれも約11センチ。管の中の一部はゴムで覆われている。東電はパイプを入れる角度がずれ、ゴムの部分で引っ掛かった可能性があるとみている。「想定の範囲内で、失敗ではない」としている。
 ロボットによる内部調査で燃料デブリを直接確認できれば、1~3号機で初めて。政府が今夏に予定している燃料取り出し方針の決定に重要な手掛かりとなる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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