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復興祈念公園 双葉の中野地区、浪江の両竹地区 基本構想素案、有職者委に示す

 国と県が双葉、浪江両町にまたがり整備する復興祈念公園の基本構想の素案が25日、明らかになった。前田川の南北に位置する双葉町中野地区と、浪江町両竹(もろたけ)地区の計約50ヘクタールを予定地として想定している。

 福島市で開いた検討調査有識者委員会で国が示した。素案の予定地は【地図】の通り。県の提言や双葉、浪江両町の復興計画などを踏まえて選定した。
 素案は、公園の基本理念を「生命(いのち)をいたみ、事実をつたえ、縁(よすが)をつなぎ、息吹よみがえる」と表現。基本方針では、公園の性格について、犠牲となった全ての命を追悼・鎮魂する場、津波や原発事故の記憶と教訓を後世に伝承する場-などと位置付けた。
 内陸側の両竹山に展望地を配置し、津波による浸水区域や震災の震源方向、福島第一原発の排気筒などを望める場や、相当規模の式典を実施できる場を設けるとした。また、隣接地に整備されるアーカイブ拠点施設や震災遺構などと連携し、震災の記憶と教訓を伝える。民俗芸能などを伝承するための活動場所も整備する。
 委員からは素案に対し、予定地を選んだ経緯や周辺の復興拠点との関連性をより詳しく表現すべきなどとする意見が出た。
 国は3月上旬に予定する次回委員会で基本構想案をまとめる。4月以降にパブリックコメントなどを実施して構想を策定する方針。

カテゴリー:福島第一原発事故

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