東日本大震災

2017年3月アーカイブ

[川俣・山木屋]菅野勝久さん 66 新たな花咲かせる

ハウスの建設予定地で新たな挑戦への決意を新たにする菅野さん。右後方は菅野さんの自宅
 「新しい挑戦をここから始めたい」。川俣町山木屋の農業菅野勝久さん(66)は、31日の避難指示解除を機に自宅へ戻り、ポリエステル媒地を使ったアンスリウムの花の栽培に取り組む。産業として確立させ、住民や観光客でにぎわう地域にしたいと青写真を描いている。...[記事全文

カテゴリー:古里への思い-4町村避難指示解除

震災記録 世界と共有 県「アーカイブ拠点施設」基本方針決定

 県は27日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の「アーカイブ(記録庫)拠点施設」の基本方針を決定した。巨大地震、津波、原発事故による世界で初めての複合災害の記録や教訓を世界と共有し、防災・減災、復興の加速につなげると基本理念に掲げた。双葉町中野...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染後7%に 空間線量毎時2.5マイクロシーベルト以上の面積

 日本原子力研究開発機構(JAEA)の研究グループは27日、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域内の宅地と農地で除染を実施した場合の空間放射線量率の予測結果を5色で表現した地図も公表した。帰還困難区域を抱える市町村が特定復興再生拠点の整備場所を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、仮設供与1年延長 いわき、楢葉の一部避難者対象

 県は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う仮設住宅と借り上げ住宅の無償提供のうち、いわき市と楢葉町の一部の避難者に対する供与期間を1年間延長し平成31年3月末とする方針を決めた。住宅建築や土地区画整理などの遅れに個別に対応する「特定延長」で、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡町、全役場機能戻る 町民受け入れ体制整える

27日に富岡町役場本庁舎で業務を再開した住民課や健康福祉課
 4月1日に帰還困難区域を除き避難指示が解除される富岡町の住民、健康福祉、税務の3課と教育委員会事務局は27日、町内の町役場本庁舎などで業務を再開した。町役場の機能が全て富岡町内に戻った。  町は避難指示解除に向け、帰還する町民の受け入れ態勢を整える...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広野町、家賃補助とりやめ 医療環境向上事業見直し案

広野町役場の屋上に設置されたLED防災情報表示ディスプレー
 広野町が町内の医療環境の向上を目指し、平成29年度から実施する町内医療機関に対する町独自の支援事業「医療環境向上推進事業」の見直し案が、27日開かれた町議会全員協議会で示された。当初、医療従事者に対する住宅支援事業として検討していた一人当たり月1万...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

阿武隈東供用開始 相馬福島道路32年度全線開通

阿武隈東道路の開通を祝い行進する騎馬武者
 国の復興支援道路に位置付けられている東北中央自動車道「相馬福島道路」(全長45・7キロ)のうち、相馬山上-相馬玉野インターチェンジ(IC)間(阿武隈東道路、10・5キロ)は26日、開通した。無料の自動車専用道路で、全5区間のうち初の供用開始となった...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「廃炉にすべき」82.7% 第二原発1~4号機 本社県民世論調査

 福島民報社は福島テレビと共同で県民世論調査(第17回)を実施した。冷温停止中の東京電力福島第二原発1~4号機について「すべて廃炉にすべき」との回答は82・7%を占めた。  福島第二原発についての回答は【グラフ】の通り。「一部のみ稼働すべき」は8・0...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興加速へ住民期待 阿武隈東道路供用開始

開通を祝いテープカットする関係者
 阿武隈山地を東西に貫く一本の幹線道路が住民の期待を背負い開通した。東北中央自動車道「相馬福島道路」の相馬山上-相馬玉野インターチェンジ(IC)間(阿武隈東道路)が開通した26日、沿線住民は「復興に弾みがつく」「移動が楽になる」と歓迎した。  相馬市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「違和感ある」66.6% 首相「原発事故」使用せず 本社県民世論調査

 福島民報社と福島テレビが共同で実施した県民世論調査(第17回)では、今月11日に行われた東日本大震災の政府主催の追悼式で、安倍晋三首相が「原発事故」の言葉を式辞で使わなかったことに対する受け止めを聞いた。「違和感がある」との回答は66・6%で、「違...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全天候型練習場が起工 全国初人工芝で1面確保 Jヴィレッジ

全天候型サッカー練習場の完成予想図
 東京電力福島第一原発事故後、事故対応の最前線拠点となっていたサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉・広野町)で25日、全天候型サッカー練習場の起工式が行われた。県などが進める再整備計画の核となる施設で、サッカーの聖地復活へ向けて大きな一歩を踏み出した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南右田行政区 詩朗読再会願う 南相馬市鹿島、津波被害で閉区

「南右田を忘れない」を朗読する住民ら
 東日本大震災の津波で甚大な被害を受けたため、今月末で閉区する南相馬市鹿島区南右田行政区の閉区式は25日、鹿島区の万葉ふれあいセンターで行われた。住民は古里の名残を惜しむとともに、これからも絆を保っていくことを誓った。  震災後、同市の行政区が閉じる...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

暮らしの記憶誌完成 飯舘村大久保・外内行政区住民ら作成

自宅が掲載されたページを開き、完成を喜ぶ青木さん
 東京電力福島第一原発事故に伴う居住制限区域の飯舘村大久保・外内(よそうち)行政区の住民有志が作成を進めてきた暮らしの記憶誌「おらほの風景」が完成した。25日に福島市のホテル聚楽で開かれた行政区総会で全56世帯に配られた。  記憶誌はA4判で120ペ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

[浪江]朝田英洋さん 49 家族戻れる道筋を 会社の命脈つなぐ

会社を支える決意を胸に町内で仕事をする朝田さん
 東京電力福島第一原発事故に伴う居住制限、避難指示解除準備両区域の避難指示が、31日に浪江町と飯舘村、川俣町山木屋、4月1日に富岡町で解除される。原発事故から7年目となる古里で生活を再開する住民、避難を続ける人...。それぞれの道を歩む被災者の思いを...[記事全文

カテゴリー:古里への思い-4町村避難指示解除

月内にも抜き取り完了 第一原発1号機タービン汚染水

 東京電力福島第一原発の建屋地下にたまっている高濃度汚染水をくみ上げる計画で、1号機タービン建屋の抜き取りが月内にも終わる見通しとなった。建屋最下階の床面が露出すれば同原発1~4号機の建屋で初めて。東電は汚染水が津波などで外部に漏れるリスクが下がると...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

災害公営住宅が完成 浪江の避難者向け 桑折

竣工式に臨んだ(左から)成田局長、池田誠一さん、トシ子さん、本田香織さんと聖和ちゃん、高橋町長
 東京電力福島第一原発事故に伴い、県と桑折町が町内字東段に整備を進めていた浪江町の避難者向け災害公営住宅「桑折駅前団地」の第二期整備が完了し24日、現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。  高橋宣博桑折町長が「ここでの生活が復興への確かな一歩となって...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

津島診療所が開所 県と浪江町、二本松に整備

 県と浪江町が二本松市油井の災害公営住宅敷地内に整備した「浪江町国民健康保険仮設津島診療所」が23日に開所した。現地で開所式を行った。  市内の安達運動場仮設住宅敷地内にあった施設を移転・新築した上、設備を充実させた。避難している町民らを対象に24日...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東京五輪開会式で花火を 福島煙火協会が復興局に要望書

木幡局長(左から2人目)に要望書を手渡す糸井会長(同3人目)。右は菅野副会長、左は赤城幹事
 日本煙火協会の福島、宮城、岩手3支部は2020(平成32)年東京五輪の開会式での花火打ち上げを目指す。被災地の花火師が連携し、復興に向かう姿を世界に発信する。  同協会は東日本大震災発生後、被災各地で追悼の意や復興への思いを込めて花火を上げてきた。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

格納容器底部に線源か 第一原発1号機調査

 東京電力は22日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器底部にたまった高濃度汚染水の中を線量計とカメラを搭載した自走式ロボットで21日に調査した結果、圧力容器の土台にある開口部付近の4カ所で毎時3.0~7.4シーベルトの放射線量を測定したと発表した。格...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島で復興フォーラム 復興事業関係企業など

被災地の産業再生の課題などを語る岡本氏
 本県の復興事業に携わる企業などでつくる「福島の復興を考える会」のフォーラムは22日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。  県内外の建設業や金融機関などから約80人が参加した。産業創生による復興をテーマに、自治体の首長や有識者、廃炉関連機関の代表ら...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

葛尾の災害公営住宅竣工 三春「恵下越団地」で式典

集会所前でテープカットする篠木村長(左から4人目)ら
 葛尾村が三春町恵下越に整備していた災害公営住宅「恵下越団地」の竣工(しゅんこう)式は22日、同団地集会所で行われた。  関係者約50人が出席した。篠木弘村長があいさつし、整備を担当した福浜大一・信和・斉藤特定建設工事共同体と三春町に葛尾村の復興公営...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線・防災教育の事例紹介 県教委パンフ完成

 県教委が作成を進めていた放射線・防災教育の実践事例をまとめたパンフレットが完成した。  県内の公私立小中学校、高校、特別支援学校の全教職員をはじめ、全国の都道府県、市町村教委などに配布している。東京電力福島第一原発事故の影響で県外に避難した児童・生...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ふたば医療センター運営 県と厚生連が連携協定

協定を結ぶ(左から)永瀬理事長、畠副知事、阿部管理者
 県とJA福島厚生連は21日、平成30年4月に富岡町に新設する「県立ふたば医療センター(仮称)」の運営に向けた連携協定を締結した。  県と厚生連がセンターで勤務する医師や看護師ら医療職の確保に向けた協力、職員が健康増進などの知識を深める教育・研修の相...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川内村、2組織発足へ 住環境整備教育振興目指す

生活環境整備をテーマに意見を交わす参加者
 川内村は平成29年度、村内の住環境整備と教育振興施策に関してそれぞれ検討組織を新たに発足させる。21日に村内で開かれたかわうちかえる会議で村が明らかにした。  住環境整備を検討するのは、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、帰還する住民や復興関...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県産農産物海外販路拡大へ協定 県とヤマト運輸、ANA総合研究所

協定書に署名した(左から)長尾社長、内堀知事、岡田社長
 県とヤマト運輸(東京都)、ANA総合研究所(同)は21日、県産農産物の海外への販路拡大に向けた連携協定を締結した。  県などは県産の米やモモの輸出拡大に向けた取り組みを進めているが、海外の消費者ニーズの把握や輸送時の鮮度保持、輸出時の通関手続きなど...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本宮、桑折で出張所閉所式 浪江町が今月末の避難指示解除前に

玄関前の看板を取り外す馬場町長(左)と高松市長
 浪江町の居住制限、避難指示解除準備両区域が今月末で解除されるのを前に21日、本宮市と桑折町で町出張所の閉所式が行われた。31日に両出張所は閉鎖される。  本宮市で行われた閉所式には両市町の職員ら15人が出席した。馬場有町長が「町の復興が本宮市への最...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災後の思い演じる 磐城・磐城桜が丘 ふたば未来学園高

震災後のそれぞれの思いを描いた「数直線」を演じる、ふたば未来学園高演劇部の生徒
 磐城・磐城桜が丘、ふたば未来学園高演劇部の合同自主公演は19日、いわき市のアリオスで開かれた。  このうち、広野町のふたば未来学園高の演劇部は創作劇「数直線」を上演した。東京電力福島第一原発事故後の日常をテーマに、生徒が脚本や構成、演出を担当した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

社殿流出 復興願い植樹祭 いわき久之浜の星廼宮神社

星廼宮神社の復興を願い鎮守の森づくりに参加する地域住民
 東日本大震災の津波で社殿が流出した、いわき市久之浜町の星廼宮(ほしのみや)神社の復興を願う鎮守の森づくり植樹祭は19日、同町で繰り広げられた。  星廼宮神社の主催、イオンの後援。同神社は沿岸部にあり、郷土の安全や漁業の町の繁栄を見守る鎮守として、長...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

圧力容器開口部を調査 第一原発1号機 測定データ21日公表

 東京電力は20日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器に残る溶融燃料(燃料デブリ)の状況把握に向けたロボット調査を継続し、圧力容器を支える筒状の基礎部分の開口部外側を調べた。測定した放射線量などのデータを21日に公表する。  調査の概要は【図】の通り...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘村の形の花壇が完成 小宮の大久保さん方

大久保さん(前列左から2人目)方で花壇を整備した東京大大学院の学生ら。前列左端が佐藤さん
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が31日に解除される飯舘村小宮の大久保金一さん(76)方の畑に20日、村の形をした花壇が完成した。花で復興の象徴を作ろうと活動する大久保さんの情熱を東京大の大学院生らが後押しした。  大久保さんは平成22年から...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

格納容器の水中高線量 初測定、底部画像も撮影 第一原発1号機ロボット調査

東京電力福島第一原発1号機格納容器底部の水中の映像。排水用のバルブ(左下)とみられる設備などが見える(東京電力提供)
 東京電力は19日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内で18日に行った自走式ロボットによる調査の結果、底部の水中で、毎時1・5シーベルトという高い放射線量を測定したと発表した。格納容器内部の画像も撮影した。高濃度汚染水の中の線量測定や鮮明な画像が撮...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県産食材アピール ふくかんネット訪韓団が交流会

県産食材を使ったお好み焼きなどが並んだ交流会場
 「福島と韓国の架け橋プログラム2・ふくかん農食品交流事業」の本県訪問団50人は19日、韓国・大邱で文化交流会を開き、県産の食の魅力をアピールした。  福島市のNPO法人ふくかんネット主催、日韓文化交流会基金委託事業の一環。両国の約150人が親睦を深...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江に水素製造拠点 旧原発予定地、30ヘクタール造成 国など調整

 東京電力福島第一原発事故で被災した県内を水素の一大供給地とする国の福島新エネ社会構想で、国や県などは世界最大規模の水素製造工場の立地場所を浪江町の浪江・小高原発の旧建設予定地とする方向で最終調整に入った。東北電力が町に無償譲渡する約120ヘクタール...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ロボ、足場に着地 第一原発1号機 内部調査を再開

 東京電力は18日、福島第一原発1号機の溶融燃料(燃料デブリ)の状況を確認するため、中断していた原子炉格納容器の内部調査を再開した。カメラや線量計を搭載した自走式ロボットが圧力容器直下の格子状の足場に着地した。  同日午前10時20分ごろ、棒状のロボ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国、東電の過失認定 原発事故集団訴訟初判決 前橋地裁

 東京電力福島第一原発事故で福島県から群馬県に避難した住民ら45世帯137人が国と東電に精神的慰謝料など計約15億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で前橋地裁は17日、「東電は巨大津波を予見し、事故は防げた」と判断し、両者に過失があったと認め総額約385...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地域団体支援ネット創設 政策金融公庫など 県内復興後押し

 日本政策金融公庫国民生活事業など福島県内8機関は県内の地域課題の解決や東日本大震災からの復興に取り組む団体を支援する「ふくしまソーシャルビジネス支援ネットワーク」を創設した。日本政策金融公庫国民生活事業が17日、発表した。  ネットワークは日本政策...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

和太鼓の響きで霊慰め 林さんら演奏 相馬で震災復興祈願公演

勇壮な演奏で聴衆を魅了する林さん(右)ら出演者
 東日本大震災慰霊・復興祈願公演は16日、相馬市民会館で開かれた。世界的に活躍する和太鼓奏者の林英哲さんや真言宗豊山派青年部の豊山太鼓「千響」などが出演し、演奏を通じて犠牲者の霊を慰めた。  相馬市の津波被災者でつくる東部再起の会と東日本大震災物故者...[記事全文

全国の大学生ら バスで被災地巡る

浪江町の請戸小を視察する参加者
 県の「ふくしまふるさとワーキングホリデー事業」で、青森県から沖縄県までの大学生ら12人は17日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地をバスで巡った。  復興の現状に理解を深めてもらおうと企画した。参加者はいわき市や南相馬市などで今月上旬か...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

画期的判決に湧く 原発事故集団訴訟 原告「評価できる」

 東京電力は経済的合理性を安全性に優先させた。国も必要な措置を命じるべきだった-。東電福島第一原発事故で本県から群馬県に避難した住民らが東電と国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁は17日、東電と国の責任を明確に認めた。原告と弁護団は責任の所在を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ひばりさん歌碑前で復興祈願 いわき・塩屋埼灯台下

復興・復活を祈念してテープカットする関係者
 いわき市平薄磯の塩屋埼灯台下にあり、美空ひばりさんが歌った「みだれ髪」の歌碑や遺影碑がある「雲雀乃苑」で16日、復興・復活祈念祭が開かれた。東日本大震災から6年を迎え、出席者や来場した市民らが復興と復旧を願った。  東日本大震災の津波で大きな被害を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

米大学生風評対策に理解 県内視察食品検査体制学ぶ

講義で県内の現状に理解を深めるセント・トーマス大の学生
 米国テキサス州のセント・トーマス大の学生は16日から19日まで県内各地を訪れている。初日は福島市の県自治会館と環境省除染情報プラザで、東京電力福島第一原発から6年が過ぎた県内の現状に理解を深めた。  外務省の交流事業「カケハシ・プロジェクト」の一環...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

長崎大、県に2万5000部寄贈 福島民報連載「放射線Q&A」4巻

内堀知事に冊子を贈る高村教授(左)と折田助教(右)
 長崎大は16日、福島民報での連載「放射線・放射性物質Q&A」をまとめた冊子の第4巻2万5000部を県に寄贈した。県を通して市町村に配布され、県民の放射線への不安解消に役立ててもらう。  贈呈式は県庁で行われた。連載で回答者を務めた県放射線健康リスク...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬の病院に出向 東大病院看護師若命真裕子さん

大町病院に出向している若命さん(左)
 東大医学部付属病院で主任副看護師長を務める若命(わかめ)真裕子さん(41)=神奈川県出身=は19日まで、南相馬市原町区の大町病院に出向している。県が平成28年度に開始した技術指導型在籍出向支援事業を活用した初の事例で、若命さんは「自分を前例として制...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

営農再開に 二の足 見えない安定収入 農業再生(下)

楢葉町の休耕田。避難指示が出された12市町村では営農再開に二の足を踏んでいるケースも多い
 東京電力福島第一原発事故に伴い住民が避難を強いられた地域で、農家が営農再開に二の足を踏んでいる。国の施策は農機具購入費補助など再開段階の支援策にとどまり、将来の経営が見通せないためだ。農業関係者は安定した収入が見込める仕組みや計画を打ち出すよう国に...[記事全文

カテゴリー:復興を問う-震災6年の現実

送電網会社を設立 福島発電と東電、東邦銀

 県内を再生可能エネルギー先駆けの地とする国の「福島新エネ社会構想」で、送電網を整備する新会社は福島発電、東京電力ホールディングス(HD)、東邦銀行の3社が出資し、15日に発足した。早ければ平成29年度内に着工し、東京五輪・パラリンピックが開催される...[記事全文

原因はケーブル断線 第一原発1号機の調査中止

 東京電力は15日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内部調査で、ロボットの投入準備中に作業監視用カメラに起きた不具合は、カメラとモニターをつなぐケーブルが切れたのが原因だったと発表した。  カメラのケーブルを格納容器内に送り出す装置の一部が設計通り...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

三島で電力消費研究 4月から国立環境研

システムの特徴を解説する大場さん(中央)
 国立環境研究所福島支部は4月から、三島町で寒冷中山間地域にある家庭のエネルギー消費のモニタリングを始める。町営住宅に電力使用量が一目で分かるシステムを導入し、蓄積したデータを基に効率良いエネルギーの使い方などを研究する。15日、システムを組み込む町...[記事全文

韓国訪問団が出発 福島の食の安全アピール

団結式であいさつする八木沼事務局長(中央)
 福島市のNPO法人ふくかんねっとが主催する「福島と韓国の架け橋プログラム2・ふくかん農食品交流事業」の本県訪問団が15日から21日まで韓国を訪れ、福島の魅力を発信する。15日、仙台空港から韓国に向けて出発した。  事業は日韓文化交流基金委託事業の一...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全量検査に査定の壁 国予算確保 見通せず 農業再生(上)

県産米の全量が放射性物質検査を受けている。財源の裏付けがなく検査の継続は見通せない
 県産米に含まれる放射性セシウム濃度を調べる全量全袋検査は平成30年度以降も継続されるかどうかの見通しが立っていない。年間60億円近い検査費用の財源の裏付けがないためだ。  県内では食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えるコメは年々減...[記事全文

カテゴリー:復興を問う-震災6年の現実

調査ロボ投入できず 準備中に監視カメラ不具合 第一原発1号機

 東京電力は14日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内部の調査を始めようとしたが、作業監視用カメラに不具合が起きたため、自走式ロボットを投入できなかった。東電が原因を調べているが、調査の再開日は未定という。  東電によると、作業員が14日午前10時...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

民進エネルギー環境調査会長 玄葉光一郎氏に聞く

「原発ゼロ基本法案」についての見解を語る玄葉会長
 民進党エネルギー環境調査会長の玄葉光一郎衆院議員(本県3区)は14日、福島民報社のインタビューに答え、「原発ゼロ基本法案」作成に向け、現実的な課題への対応を含めて議論する意向を示した。  -党大会で法案作成を表明した。党内議論をどう進めるか。  「...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

医師県内定着へ新実習 新年度から福島医大 32病院と連携、教育充実

 福島医大は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故後に県内で不足や偏在が課題となっている医師の確保と定着に向けて平成29年度から県内32病院と連携して医学部生を教育する仕組みを導入する。福島医大付属病院が中核を担っていた病院実習を他医療機関と協力して...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

知事「県民感覚で違和感」 追悼式で首相「原発事故」使わず

 内堀雅雄知事は13日の定例記者会見で、政府の東日本大震災追悼式で安倍晋三首相が「原発事故」の文言を使わなかったことに対し、「県民感覚として違和感を覚えた」と苦言を呈した。  内堀知事は甚大な被害を受けた福島にとって、原発事故は「過去形ではなく、現在...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発の作業視察 アカデミー福島出身 女子サッカー8選手

中高生時代を過ごした寮を訪問し、思い出を語り合う選手
 JFAアカデミー福島のアカデミー生として中学・高校時代を双葉郡で過ごした女子サッカー選手8人は13日、東京電力福島第一原発構内を視察し、廃炉作業の現状に理解を深めた。復興の道を歩む県民の応援を背に、平成32(2020)年の東京五輪出場を目指してプレ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災地医療支援探る 福島医大の寄付講座・成果報告

災害医療支援講座の取り組みを報告する紺野教授
 福島医大の寄付講座研究活動・成果報告会は13日、福島市の同大で開かれ、関係者が東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の被災地での医療支援活動や多彩な研究の成果を発表した。  企業や団体からの支援を受けて研究・活動している11講座がそれぞれ今年度の活...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ウルトラ警察隊ねぎらう 99人帰県へ

県警幹部の見送りを受けて退場する特別出向者(右列)
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受けて県外から特別出向した警察官(ウルトラ警察隊)の帰県式は13日、福島市の県警察学校で行われた。県民の安全・安心の確保に尽くし、今月末で任期を終える99人をねぎらった。  松本裕之県警本部長が野木山聡警部補...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

知事、帰還環境整備に力 4町村避難解除控え

 内堀雅雄知事は12日、NHK番組「日曜討論」に出演し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から6年が過ぎた県内の現状を語った。川俣、富岡、浪江、飯舘の4町村の避難指示解除を3月末から4月1日に控え、帰還する住民の環境整備に国や町村と連携して努める...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島高専生が見学 南相馬の除染土再利用の実証試験

実証試験の現場を見学する学生ら
 いわき市の福島高専の学生は12日、南相馬市小高区の東部仮置き場を訪れ、東京電力福島第一原発事故に伴う除染で生じた土壌の再生利用に向け環境省が進めている実証試験について理解を深めた。  同高専は原発事故の被災地域の環境回復に貢献する人材を育成しており...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住民ら現状や思い語る 楢葉で対話集会、双葉町内視察も

原発事故後の現状や課題、思いなどを話し合う参加者
 東京電力福島第一原発事故を受けた対話集会「双葉・大熊の住民の方たちとの現状を共有するダイアログ」は12日、楢葉町のあおぞらこども園で開かれ、住民らが現状や思いなどを語り合った。  福島医大や国際放射線防護委員会(ICRP)関係者でつくる実行委員会の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島復興を応援 埼玉のNPO「まつり」企画

手作り作品などの販売を繰り広げた福島復興まつり
 埼玉県川越市のNPO法人Peaceやまぶきは12日、福島復興まつりを市内のウェスタ川越で開いた。埼玉県内の38団体が手作り作品などを販売し、本県復興への協力を呼び掛けた。  東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による被災地支援と風化防止を目的に開...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺検査 県外で受けられる?

 18歳になる自分の娘が今度進学で東京の大学に進学することになりましたが、県外でも県民健康調査の甲状腺検査を受けることは可能なのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大原爆後障害医療研究所教授 高村昇さん ■全国で可能、HP...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

希望満ちる福島に 東日本大震災6年 県が追悼復興祈念式

復興の願いを乗せて「群青」を歌うMJCアンサンブルのメンバー
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から6年を迎えた11日、県主催の追悼復興祈念式は福島市のコラッセふくしまで行われた。犠牲になった人々を悼みながら、明るく希望あふれる新しい福島の創造に向けて挑戦し続けていく決意を共有した。  開式に先立ち、南相...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子どもら元気な歌声 郡山で音楽イベント「福魂祭」 人気アーティスト出演

福魂祭で伸び伸びと歌う子どもたち。左は橋本さん
 東日本大震災の犠牲者を追悼し、復興を願う音楽イベント「福魂祭(ふっこんさい)FUKUSHIMA SOUL」は11日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。「ツナガル・ツナゲル 届け ふくしまの想い」をテーマに、県内の子どもたちや華原朋美さんら人...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

優しい光復興への絆 県内各地でキャンドルナイト

室内を幻想的に彩るLEDキャンドル=南相馬市
 東日本大震災の犠牲者を追悼する県のキャンドルナイトは11日、福島、郡山、会津若松、白河、南相馬の5市6会場で催され、参加者は古里の復興を誓った。  南相馬市の道の駅南相馬ホールでは約千本の発光ダイオード(LED)キャンドルが並び、来場者らが「絆を大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い?

 県民健康調査の甲状腺検査では、県内の地域ごとの所見の頻度についても分析していると聞きました。東京電力福島第一原発がある浜通りではやはり甲状腺がんなどの割合が高いのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大原爆後障害医療研究所...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

NPO法人かーちゃんの力・プロジェクトふくしま 古里帰還 茶屋に幕

慣れ親しんだ「あぶくま茶屋」で弁当の仕込みをする渡辺さん(左)と細杉さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、県産食材の安全性や魅力を県内外で紹介し、風評の払拭(ふっしょく)に努めてきた。今年春、多くのメンバーの古里で避難指示が解除されるのを受け、今月末で福島市松川町の「あぶくま茶屋」を拠点としたこれまでの活動に幕...[記事全文

カテゴリー:「3.11」から6年それぞれの軌跡

夢はパティシエ 働く両親 料理で支える

■相馬市石上 片山美咲さん 18  相馬市石上の片山美咲さん=当時(18)=は料理が得意だった。東日本大震災直前の平成23年3月に新地町の新地高を卒業し、4月からパティシエの資格取得を目指し仙台市の調理専門学校に進学する予定だった。仙台市への通学では...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

ふくしま創生に挑む 「3.11」を迎えて

 東日本大震災からきょうで丸6年となった。巨大地震、大津波、東京電力福島第一原発事故という未曽有の複合災害は今なお県民を苦しめている。だが、苦しみを乗り越えようとする県民の頑張りが、少しずつ暗い影を拭い、県土は再び光を取り戻しつつある。被災地は今春、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難解除を正式決定 浪江31日、富岡4月1日

 政府は10日、復興推進会議と原子力災害対策本部の合同会合を開き、東京電力福島第一原発事故で浪江、富岡両町に設定された居住制限、避難指示解除準備両区域の解除日を正式決定した。浪江町は31日、富岡町は4月1日となる。  対象は2月1日現在、浪江町が1万...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

動画「福島の今」ネットで公開 作成廃炉作業や全袋検査紹介

 政府の原子力災害現地対策本部と経済産業省は復興に向けた県内の取り組みをまとめた動画「福島の今 2017春」を作成した。  昨年3月に運用が始まった福島第一原発の汚染水対策「凍土遮水壁」や原発構内の労働環境の改善など廃炉作業の現状、避難指示が解除され...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

運転再開10月ごろ JR常磐線富岡-竜田(楢葉)間

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で運転を見合わせているJR常磐線の富岡-竜田(楢葉町)駅間6・9キロの運転再開時期は10月ごろとなる。JR東日本水戸支社が10日発表した。  これまで今年末までに再開するとしていたが、復旧工事が順調に進み、前倒...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

松川浦に桜 復興願う 風化防止へ園児ら植樹

植樹した桜の前で風船を放つ園児
 東北の被災地に桜を植樹し、東日本大震災の風化防止につなげる「桜3・11学校プロジェクト」は10日、相馬市の松川浦環境公園で行われ、地元の幼稚園児らが大島桜を植樹した。  実行委員会の主催。毎年、被災地で行っている。清水敏男実行委員長(学習院女子大教...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

心優しい漁師の夫 日々を大切に生きた母

■いわき市平薄磯 鈴木 好一さん(63) シズヱさん(90)  いわき市は東日本大震災後初めて市内の薄磯海水浴場を今夏開設する方針を2月に発表した。ただ、同市平薄磯の鈴木雪子さん(63)は震災後1度も薄磯の海を訪れていない。夫の好一(よしかず)さん...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

待ち望む本格操業 松原広三さん 56 ~いわき市小名浜~

船を出す喜びを胸にかじを握り、本格操業再開を待ち望む松原さん
 東日本大震災で発生した大津波から愛船を守ろうと「大徳丸」で沖に出た。迫り来る大津波を乗り切った。九死に一生を得たが、港町は壊滅的な被害を受け、東京電力福島第一原発事故で漁は自粛に追い込まれた。いわき沖では震災と原発事故から3年後の平成26年春、よう...[記事全文

カテゴリー:「3.11」から6年それぞれの軌跡

放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん発症 事故が原因か

 県民健康調査で行われている甲状腺検査で、これまで100人を超える方が甲状腺がん、あるいはがんの疑いと診断されたということですが、これはやはり事故の影響なのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大原爆後障害医療研究所教授 ...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

第二原発廃炉求め続ける 内堀知事が東京で会見

県内の現状や課題を語る内堀知事
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から丸6年を迎えるのを前に、内堀雅雄知事は9日、東京の日本記者クラブで記者会見した。国と東京電力に対し、東電福島第二原発の廃炉を求め続ける姿勢を改めて強調した。  内堀知事は東電福島第二原発への対応に関する質問...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

14日から内部調査 第一原発1号機

 東京電力は14日から福島第一原発の1号機原子炉格納容器に残る溶融燃料(燃料デブリ)の取り出しに向けた内部調査を始める。自走式ロボットを17日までの4日間にわたって投入し、事故後初となる溶融燃料の確認を目指す。9日に発表した。  1号機原子炉格納容器...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「健康管理」5月にも詳細分析 甲状腺検査2巡目 放射線とがん 1巡目判断「影響考えにくい」

 東京電力福島第一原発事故に伴い、県と福島医大が実施している県民健康調査の甲状腺検査は2巡目の結果がほぼまとまり、5月にも詳細な分析が始まる。専門家でつくる検討委員会は、1巡目の検査で発見されたがんについて「放射線の影響とは考えにくい」との判断を示し...[記事全文

カテゴリー:震災から6年

「健康管理」医療機関再開、新設の動き 避難区域解除市町村 入院、救急搬送に課題

 震災、原発事故の発生から丸6年を迎え、避難区域が解除された自治体を中心に医療機関の再開・新設の動きが進んでいる。  原発事故の避難区域が設定された市町村の主な医療機関の休止・再開・新設の状況は【図】の通り。昨年2月に楢葉町で県立ふたば復興診療所が開...[記事全文

カテゴリー:震災から6年

通所・訪問型運営遠く 見通せない事業所確保 福祉再開(下)

デイサービスを提供していた原発事故前の写真を見つめ、無念さをにじませる三瓶
 「今頃はデイサービスを受けた人が帰る時間帯でにぎやかだった」。夕方、飯舘村の特別養護老人ホーム「いいたてホーム」で施設長の三瓶政美(68)が遠い昔を思い出すようにつぶやいた。利用者が笑みを浮かべている掲示写真を見ると無念さが込み上げた。  村の避難...[記事全文

カテゴリー:復興を問う-震災6年の現実

妻を思う心 写真に 門馬利一さん 63 ~富岡町~

「妻の愛した風景を撮り続けたい」。門馬さんは創作意欲をかき立てている
 鍼灸(しんきゅう)師として富岡町でマッサージ師の妻喜美恵さんとともに「芳門(かもん)健康治療院」を営んでいた。連日多くの患者でにぎわっていた。忙しい日々の中、2人で旅行に行くのが数少ない楽しみだった。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故は、そんな...[記事全文

カテゴリー:「3.11」から6年それぞれの軌跡

放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 他地域より高い?

 県民健康調査で行われている甲状腺検査で、これまで100人を超える方が甲状腺がん、あるいはがんの疑いと診断されたと聞きました。この数は、他の地域に比べると明らかに多いように思うのですがどうでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

首相 政府対応示さず 知事 県民の思い強調 第二原発廃炉

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から丸6年を控えた8日、安倍晋三首相は福島民報社など被災3県の新聞社の合同インタビュー、内堀雅雄知事は福島民報社のインタビューにそれぞれ応じた。県や県議会が求めている東京電力福島第二原発の廃炉について、安倍首相...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

運転再開は来月1日 JR常磐線小高-浪江駅間

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で運転を見合わせているJR常磐線小高(南相馬市)-浪江駅間8・9キロは4月1日に運転を再開する。JR東日本が近く正式に発表する。  同社は浪江町の避難指示が一部を除き3月31日に解除されるのに合わせ再開を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地上権設定を正式表明 町有地中間貯蔵で大熊町長

 東京電力福島第一原発事故に伴う中間貯蔵施設整備のために提供する大熊町の町有地について、渡辺利綱町長は8日、一部を除いて「地上権」を設定し環境省に貸す基本方針を正式に示した。町が土地の所有権を持ちつつ、同省が施設の建設用地として使用できるようになる。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興祈念公園は「可変型」 基本構想案まとまる

 国と県が双葉、浪江両町にまたがり整備する復興祈念公園の基本構想案が8日、まとまった。福島市で開いた基本構想検討調査有識者委員会で、公園に完成形はなく社会情勢や県民心情の変化などと連動しながら作り替える「可変型」とする方向で一致した。  会議後、取材...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

11日光で復活 原町無線塔 鎮魂と再生の象徴に

本番に向けて準備を進める須藤さん
 関東大震災の第一報を世界中に知らせた南相馬市原町区の原町無線塔が、東日本大震災から丸6年を迎える11日に復活する。アークライトという特殊な光源を5台使用し、高さ約400メートルに届く光で無線塔を再現する。企画した実行委員会長の須藤栄治さん(44)=...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

運営すれば赤字 国の支援 具体策なし 福祉再開(上)

再開の見通しが立っていない特別養護老人ホーム「梅の香」
 東京電力福島第一原発事故による避難指示が昨年7月に解除され、住民の帰還が始まっている南相馬市小高区。平成29年2月末現在で帰還した住民1249人のうち、65歳以上の高齢者は679人と54・4%を占める。東日本大震災前の27・9%から2倍近く割合が増...[記事全文

カテゴリー:復興を問う-震災6年の現実

放射線 放射性物質 Q&A 100ベクレルのキノコ、1年間食べると

 現在、食品中の放射性セシウムの基準値は1キロ当たり100ベクレルと定められていますが、では100ベクレルの放射性セシウムを含むキノコを1年間毎日食べたら健康影響はみられるのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大原爆後障害...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

孫の言葉 帰還決意 早川朝子さん 76 ~楢葉町~

家族とともに楢葉町に帰る決断をした早川さん
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で故郷の楢葉町を離れて平成23年夏に会津美里町の宮里仮設住宅に避難した。知的障害のある次男と特別支援学校に通う子がいる長女の家族と一緒だった。次男と孫は環境の変化に対応できるのか。不安を抱えながら慣れない会津地...[記事全文

カテゴリー:「3.11」から6年それぞれの軌跡

家庭の食、下限値未満 コープふくしま放射性物質検査

 コープふくしまは7日、県内の家庭の食事に含まれる放射性物質を測定した平成28年度の調査結果を公表した。対象の100世帯全てで2日分の食事に含まれる放射性セシウムは検出下限値(1キロ当たり1ベクレル)未満だった。全世帯で検出下限値未満となったのは3年...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

都市計画マスタープラン 県、見直し案示す

 県は東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、浜通りで「地域コミュニティー形成」「産業振興」「防災力向上」などを新たな基本方針としたまちづくりを市町村と連携して進める。7日に福島市で開いた県都市計画審議会の専門委員会で都市計画区域マス...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

古里の議場で6年ぶり開会 富岡町議会

6年ぶりに富岡町の役場本庁舎議場で開かれた3月定例議会
 富岡町の3月定例議会は7日、富岡町の役場本庁舎の議場で開会した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降、本来の議場で定例議会が開かれるのは6年ぶり。  震災後初の本来の議場での定例議会の開会にちなみ塚野芳美議長の呼び掛けで、震災が発生した午後2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

明大に新地応援サークル 大学公認、人材育成など後押し

新地町での活動に向け打ち合わせをする明治大生
 若い力で復興を後押ししようと、明治大の学生有志が新地町を応援する大学公認サークル「しんちーむ」を発足させた。子どもたちへの学習指導や夏祭りなど地域行事への参加を通し、町の将来を担う人材を育て、地域のにぎわい創出を目指す。活動の第1弾として、9日から...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

試運転始まる JR常磐線小高-浪江駅間

JR浪江駅に到着した試運転の列車=7日午前
 JR東日本は7日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で運転を見合わせている常磐線県内区間のうち、小高(南相馬市)-浪江駅間8・9キロで運転再開に向けた試運転を始めた。震災発生以来約6年ぶりに列車が浪江駅に乗り入れた。  浪江町の避難指示が一部を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「農林漁業」着実に信頼回復 試験操業 水揚げ増加

 東京電力福島第一原発事故後、本県沖で続く試験操業は今月で開始から4年9カ月となる。対象魚種は97魚種まで拡大し、水揚げ量は年々増加している。海域も次第に広がり、今春には福島第一原発から半径10〜20キロ圏内での操業が始まる。  試験操業は平成24年...[記事全文

カテゴリー:震災から6年

放射線 放射性物質 Q&A 山菜からセシウム健康への影響は

 山菜の中には高頻度に放射性セシウムが検出されるものがあるそうですが、どのようなものに多いのでしょうか。また健康への影響はどうなのでしょうか。 【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大原爆後障害医療研究所教授 高村昇さん ■基準厳しく、考...[記事全文

カテゴリー:放射線・放射性物質Q&A

「雲のかなた」完成 福島の今を伝える歌 谷村新司さん作詞・作曲

「雲のかなた」を披露する日大東北高合唱部の部員
 県民の福島への思いを基に歌詞を作った、福島の今を伝える歌「雲のかなた」が出来上がった。6日、郡山市の郡山ビューホテルアネックスで完成披露会が開かれた。  県民や福島県に関わりのある人から県が公募した「ふくしまへの想い」を基に、歌手の谷村新司さんが作...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡で町役場再開 帰還に向け動き本格化

 東京電力福島第一原発事故に伴う富岡町の居住制限、避難指示解除準備両区域の避難指示が4月1日に解除されるのを前に、住民の帰還に向けた動きが本格化してきた。町は6日、役場本庁舎で主要業務を再開し、県は同日、3つの出先機関を4月1日に県富岡合同庁舎に戻す...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

政府の復興責任を確認 4月1日避難解除の富岡町

確認書の署名式に臨んだ(左から)鈴木副知事、高木本部長、宮本町長、塚野町議会議長
 4月1日に帰還困難区域を除き避難指示が解除される富岡町と国、県は6日、避難指示解除後も国が復興に責任を持って取り組むとする確認書を交わした。  確認書には(1)国は避難指示解除後も、政府一丸となって町民の不安に真摯(しんし)に向き合い、中長期にわた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故