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格納容器底部に線源か 第一原発1号機調査

 東京電力は22日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器底部にたまった高濃度汚染水の中を線量計とカメラを搭載した自走式ロボットで21日に調査した結果、圧力容器の土台にある開口部付近の4カ所で毎時3.0~7.4シーベルトの放射線量を測定したと発表した。格納容器の底に近づくほど線量が高くなる傾向が確認され、東電は底部付近に強い線源がある可能性が高いとみている。
 東電によると、4カ所は開口部付近の3カ所と、開口部から近い格納容器の壁際の1カ所。格納容器底部の床面から高さ0.9~1.6メートルの地点の水中で線量を測定した。
 格納容器の壁際に設置された部品がさびていたり、砂のような堆積物が底部に降り積もっていたりする画像が確認されたが、東電は「溶け落ちた核燃料(デブリ)と断定できるものはなかった」とした。構造物や堆積物の影響で、床面の状況を直接確認することはできなかった。
 ロボットは作業用の足場上からケーブルにつないだ線量計とカメラをつり下げて調査。水中に線量計を入れると、いったん線量が下がるが、格納容器の底に近づくほど線量が高くなる傾向が確認されたという。
 水は放射線を遮蔽(しゃへい)する働きがあり、水中で1メートル離れると線量は100分の1程度まで下がるため、東電は底部付近に強い線源がある可能性を示唆。担当者は「堆積物の下にデブリがある可能性は否定できない。線量の傾向や画像を分析してデブリの広がりの有無を判断したい」としている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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