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米国で震災対応講演 横山福医大教授

福島の現状を説明する横山教授

 福島医大心臓血管外科学講座の横山斉教授は13日午前(日本時間13日夜)、米メリーランド州ボルチモアのジョンズ・ホプキンズ大病院で東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の対応について講演した。福島市に拠点を構える医療機器の開発・販売イービーエム(本社・東京)など県内の医療機器産業の広がりを合わせて紹介し、福島の教訓と復興の現状を世界に発信した。
 ジョンズ・ホプキンズ大の医学部は米国最高峰といわれ、横山教授は「バンプラーメモリアルレクチャー」講座の講師に招かれた。同講座の講師を海外から招くのは初めて。
 横山教授は「地震、津波、原子力複合災害時における福島医大での対応と復興の現状」をテーマに講演した。地震発生時に東北地方の病院の手術室を捉えた約4分間の動画をスクリーンに映し、緊迫した状況を伝えた。科学的知識に基づいた福島医大の対応を具体的に説明した。災害時の全病院避難に備えた計画策定の重要性などを説いた。

■心臓外科医に手術トレ指導 朴イービーエム社長
 講演終了後、イービーエムの朴栄光社長が同社のシミュレーター3台を使い、同大の若手心臓外科医5人にオフポンプ冠動脈バイパス手術トレーニングを指導した。医師から県内で進む「医産連携」の動きについて期待の声が上がった。
 朴社長はジョンズ・ホプキンズ大の医師らに、平成32年3月に福島市で開催される第50回日本心臓血管外科学会への参加を呼び掛けた。
 イービーエムは福島民報社の第2回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)で、福島民報社賞を受けている。

カテゴリー:福島第一原発事故

朴社長(右)と横山教授(中央奥)から説明を受けながら手術トレーニングをするジョンズ・ホプキンズ大の心臓外科医

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