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東京五輪に川俣の花アンスリウム JFTD会長、採用を検討

展示されたアンスリウムの前で決意を新たにする鴫原組合長(右)と高橋さん

 通信配達事業「花キューピット」で知られるJFTD(旧日本生花通信配達協会)の佐藤慶喜会長は22日、川俣町の農家が化学繊維・ポリエステル媒地で育てたアンスリウムを東京五輪でメダリストに贈る花として採用できるよう前向きに検討する考えを示した。JFTDは平成10年の長野冬季五輪でメダリスト用の花のデザインを担当し、東京五輪でも同様の役割を担うことが有力視されている。

 佐藤会長は東京都の東京国際展示場で開かれた国内最大級の花の祭典「フラワードリーム」会場で、佐藤金正町長から要望を受けた。
 佐藤会長は夏場でも日持ちがするアンスリウムの特徴を踏まえ、「復興五輪に東北の花は欠かせない。アンスリウムをぜひ取り入れたい」と応じた。国内で流通するアンスリウムの8割以上を輸入に頼っており、将来的に日本の花として輸出したい意向も示した。
 佐藤町長は「力強い言葉を頂いた。町民が夢を持って五輪に関われるようにしたい」と述べた。

■川俣の農家ら魅力アピール フラワードリーム
 「フラワードリーム」では川俣町の花卉(かき)関係者が花やシルクなどの特産を生かして復興を目指す町の姿をアピールした。
 会場入り口付近に同町小島の農業高橋佑吉さん(77)と近畿大が共同栽培した約500本の花が飾られた。
 プロジェクトのPRステージでは佐藤町長がシャモやシルクなど町の特産品を紹介し、「新たにアンスリウムを復興のシンボルとして売り出したい」と語った。

■高品質の花育てる 鴫原組合長ら決意新た
 川俣町の農家でつくるポリエステル媒地活用推進組合の鴫原秀雄組合長(73)は「高品質の花を育てたい」と展示されたアンスリウムを見て決意を語った。
 鴫原組合長は「採算を生む前例をつくり、栽培農家を増やしたい」と農業再生の意欲を新たにした。
 組合員は今年度中に栽培ハウスを整備する。平成30年度から養生し、31年度の出荷開始を予定している。

カテゴリー:福島第一原発事故

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